みなさん、あけましておめでとうございます。
前回、菊川詣で「わたしは目撃者」の音が、真ん中のスピーカーからのみ出ていた、なんてお話をしましたが、改めて自宅の国産DVDのパッケージをしげしげ眺めていたらこんな記載がありました。
「リミックス」!
なんか久々に聞いた言葉ですが、どういうことなんでしょう。
ではひさびさにこの国産DVDを観てみてみましょうか。
あれっ?
「歓びの毒牙」の方は、我が家の5チャンネルスピーカーから全て音が出ていますぞよ!
しかも後ろのスピーカーからは背景音が。
では「わたしは〜」の方はどうでしょう。
おや!
こちらは2チャンネルスピーカー、つまりフロントの左右スピーカーから発音しております!
前回書いた通り、英国ARROW版ではどちらのタイトルも、センタースピーカーからしか音が出ていない、完全モノラルだったのにー。
要はするに、もともとモノラルの音声を、多チャンネル対応音声版としてプリペアドしてあるということなんでしょうな。ワンストップで多チャンネル再生できる様に。
ほほー、エンジニア?DJ?の腕の見せ所でしょうか。
しかし、後発というか、次世代のUHD音声が完全モノラル音声のみという、質実剛健じゃあるまいし、なぜにもっと遊びというか、ゆとりが無いんでしょうね。
と思い、我が家のサラウンドアンプの説明書をしげしげ読んでみたら、DSPシミュレーションなるデジタル処理でこのブランドオリジナルサラウンドサウンドを繰り広げることができるんだとか。
次世代はこんな世界になっており、ソフト側でなく、ハード側でバンバンするので純粋な素材だけくれや、ということなのでしょうかね。
思えばすっかり慣れっこになったトゥルーモーションとかもそうですよね。
オリジナルの素材には無いエフェクトなんですから。
んじゃば、「歓びの毒牙」も「わたしは目撃者」も、質実剛健なARROW版UHDがどこまでサラウンド展開なされるのか、いっちょやってみんべい!とイキリ立ったところではたと気づきました。
ウチにはサブウーファーが無いのねん。
やっぱ要るのかねー。どうも今まで食傷気味でした。
以前、映画の音声をステレオでLUXMANで鳴らした頃に比して、どうもサラウンドアンプだと低音に物足りなさを感じる。サラウンドアンプをサブウーファーなしのスピーカー構成にセッティングにしたとしても、どーしても重低音はお留守というか、ちょっと腰の浮いた感じに聴こえます。
う〜ん、これはサブウーファー大いに検討しましょう。
今後の展開にも乞うご期待です。
ところでみなさん、新年早々一大イヴェントが開かれるのをご存知ですか?
この会の発端も、日本未公開、未ソフト化だった「4匹の蝿」の上映から始まったと聞きます。
しかも、今回はこんなコンサートホールでの上映ですよ!
滅多にない経験ができると思います。
当時のイタリアや欧州では、きっとこういう劇場でも映画が公開されていたこともあるんじゃないかと想像しちゃいますよね。
桟敷席はどうやら無いようですが、どこか高いところから主宰の矢澤さんがひょっとこ面被ってカメラカシャカシャやりながら登場したら素敵ですね。
ではみなさん、今年も良い年であります様に。
1月4日は会場でお会いしましょう。なんてね。
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