来ましたよ!とうとう来ましたよ‼︎
「PROFONDO ROSSO/サスペリアpart2」UDH Blu-ray + Blu-ray 4枚組がっ。
そして、我が脳内海原雄山をも苦悩させたUHD色合い問題も終着点にたどり着いたのです。
何で?
これで!
*これ以降は、書き込み当時の感想で、実は「色合い」問題は解決しました。次の2024年1月27日の投稿がほぼ現状なのでぜひぜひお読みください。
でもよかった!投資して。
実は4枚組が到着してからも色合い問題の攻防がありました。
プレイヤーもモニターも設定の組み合わせをやりまくり、万策尽き果てたか...
どんなだったと言えば、プレイヤーのHDRに関わる設定によっては、UHDディスクは色がどぎつく&黒は潰れ...と、ARROW版と同じ現象が起きまして、またある設定では、今度は彩度がグッと下がってしまい、本作肝心要の「赤」がほぼオレンジではないか、となってしまいます。
しかし一方4枚組の中のブルーレイ版は、黄ばみも無く、色は少々キツめですが鮮やかに再生できています。
要は同じ商品内で、上位グレードのUHDの方が画像が汚い!こりゃいくら何でもオカシイと、プレイヤーのメーカー(SONY)のヘルプデスクに問い合わせてみました。
メール対応だったのですが、やたらと丁寧な文面でお話を聞いてくれ、想定される標準的な設定値も教えてくれました。
しかしその段階では事態は改善しませんでしたので、今度はモニターのメーカー(PHILIPS)にも問い合わせました。
こちらはちょっと怪しい日本語で親切に対応してくれたのですが、さらにこちらの状況を伝えたところでパッタリと連絡が途絶えました。
一体どうしたというのでしょう?
あ、そっか、もうお休みに入ったのか。
こんなに年の瀬押し迫ってまでこんなことやってるのは私くらい?まぁいいでしょう。
その最後のやり取りから最終的にケーブルの見直し、グレードアップを試してみようと思いつき、いっそのことグッとグレードを上げたものにしてみましょか。
というところで最初に戻るわけ。
ケーブルのラストチャレンジの意味と、もし上手くいったとしたら、そこですでにハイスペックですからね。
して、見事にほぼ解決となったというわけ。わけです。
*もっとも、御多分に洩れずケーブルは何度も買い直していて、どれもHDMI2.0規格ではあったと思うのですが、「4K60p/18gbps高速伝送対応」というのがポイントなのかもしれません。
一つ前に買ったものにも4K60p/18gbpsの文言が説明にあったんですけどね。一千円くらいのやつで。
してするとまぁどうでしょう!
先程ブルーレイがキツめの色で、UHDは彩度が下がって色が抜けたようと書きましたが、ちょうどその中間の絶妙な色合いで、自然な表現となっています!
ん?ではブルーレイの方はどうでしょう。
これまた、キツめの色は何処へやら、UHDと同じ自然な色合いになっとります!
んじゃUHDとの比較はというと、ブルーレイに比べ、UHDの方がちょっとクリアかなぁ。
ちょっと⁉︎
ではプレイヤーの設定をもう少し試してみましょうか。
SONYから教えてもらった項目の中で、出力映像解像度設定というのを「自動」から「4K」固定へ。これは前もやりましたね。それと4Kアップコンバート設定という項目、これは2K映像を4kへ自動でアップコンバートする?ものだそうですが、これも「自動2」から「切」へ。
どうもこの「自動」ってのがちょっと引っかかりました。
4K映像見るんだから「4K」固定で良かんべ!
2Kを4K化するなんてそげなインチキは通じねぇべ!
と、頑固オヤジ的発想で試したところ、
わぁ!
と思わず声が出てしまったほど、UHDの映像が綺麗です!
何がそんなに違うのかと、画面を繁々と観て、試しに近づいてみたところ、ブルーレイの方に細かいちらつきが目立ちます。特に薄暗いシーンでよく判りますね。
マークがカルロを見つけるあの広場、薄暗い背景にチラチラが目立つのがブルーレイ、チラチラはあまり感じられず、マークの顔もスッキリくっきり映るのがUHDです。こりゃ凄いや!
それと、「自動」設定の時は、以前ほどではありませんが、黒がほんの少し強めでした。
例えて言えば、超心理学会のマーシャメリルの黒い衣装は、太い横縞に繊維の方向が違えてあるのですが、少々画面を上の方から見ないと判りづらかったのが、自動から固定にすることによって、正面からでもはっきり見えます。ん〜イイですねぇ。
実は新文芸坐の4K上映で気になった点がございまして、ジャンナ(ダリアニコロディ)がダヴィンチスクールで電話をかけに行くシーンと、哀れカルロがグチャっと、の両シーン。
薄暗がりのジャンナの顔、道路に寝っ転がったカルロの髪のどちらもが、塗り潰したような平坦な薄茶色になっていましたが、今回のUHDではそんなことはなく、バッチリでした。
以前脳内雄山が指摘したシーン等、毎回のチェックポイント(コンセルバトワールのベース奏者の上着・サックス奏者と影・タバコ吸ってる牧師・メノラーの間接照明の青・・・)だったのですが、今回概ねクリアです。良かったよかった。
ん?ではもしやと、
あれっ⁉︎ケーブルと設定の見直しがやはり功を奏したか、黒つぶれや色むらはありません。
ひゃ〜、私が悪うございました。
「私は目撃者」のARROW版も観直しましたが、スパーク様のマッチロケもジョルダーニの赤ら顔もごく自然な風合いに!
で・も・ね!
歓びの毒牙もARROW 版UHDで見直してみましたが、あの4Kイエローニングの祟りか、どれも画面が少し黄色っぽくちょっと暗めなんですよね。何でなんでしょうね。
したらば、今度はこれら日本盤UHDをじっくり観てみましょかね。
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