さぁ!たこ焼き作るゾ〜。
すごいな〜。しっかり出汁に天草の生タコ!
それと、プレートは銅板を買いました‼︎
この後、この格好で、黒の組織型ポルシェをぶっ飛ばすんですよね。
万願寺とうがらしとパルミジャーノ、これが今日のレシピの引き立て役なのです。
お弁当用に丸〜いオムライスを拵えたりするのに、小ぶりの南部鉄のプレートを持っていたりするのですが、そういえばたこ焼きって作ったことねーな。昔々ちょっとやって難しくてやめちゃったんだよな。ということを思い出し、動画やら何やらを観まくって、だし汁対粉は4:1がインだなぁとか、焼き目がついてもしばらく熱して「糊化」を行えば中トロトロ、タコからダシがブシューと出てくるとか、いろんなことを学べました。
いつか本場で味わってみたいと思っていますが、行く店はもう決めてます。
すごいな〜。しっかり出汁に天草の生タコ!
ところでその店名はどっから?
バウイと仲良しのあの人からかしら?
行ったら聞いてみたいですね。
ということで、たこ焼きはベイシックレシピをがっつりやってみたのですが、イマイチ飽きてしまい、しかもスーパーで売ってるゆでダコって、ミョウバンやら発色剤が結構入ってるんですね。
無添加の明石や石川の冷凍ダコを購入してストックしてるのですが、色々やってみましょと編み出したアレンジレシピが、冒頭に繋がるんですな。
万願寺はネギの代わり。もちろん辛く無いので、季節ならではの苦味と歯触りが良いアクセントです。
パルミジャーノは旨味の付け足しです。
その出汁と卵を溶いたのに、魚醤をちょこっと入れます。
最初はタコには海の旨味だべ!と思いつき、キッチンにあったコラトゥーラを入れていたのですが、実験を繰り返すうちに使用量が嵩み、誠不経済この上ないので、最近はナンプラーで代用。
したらばタコさん登場かといえば、そんなことはなく、
墨作りっつっても、要はするにイカ墨パスタのソースですな。
にんにく、カラブリア唐辛子をオリーブオイル であっためる際にブラウンマッシュを入れれば、自動でアヒージョの出来上がり。
そこにイカ、今日はモンゴウイカのゲソ(これが巨大でまんまタコやがな)を入れ、トマトとイカ墨ペースト、白ワインで風味と濃度を整えればハイ、出来上がり。
パスタ用に使う際は、黒胡椒も効かせまショウ。
ほらほら、焼けてきましたよー。
ちなみに小麦粉は、カプートです。
イッタリアのパンやピッツァ用の粉で、薄力粉では無いので弾力が出てしまいますが、粉の味がいいんです(カプートの中でもタンパク質が少ないものを選んでます)。
普通に売ってる薄力粉でやっても美味しく無いのよね。
イギーさん見習って、北海道産も探してみようかしら。
先の写真ではすでに真っ黒ですが、購入当時(約ひと月前)はこんなにピカピカ。
南部鉄(鋳物)のやつと何が違うの?というと、熱伝導率がイイところ。でもガスコンロだから火の当たりのムラを減らす工夫は必要。基本火加減は中〜強火で変えませんが、熱伝導の良さで微調整が効くのもイイですね。
何よりツルッとひっくりがえるのが気持ちイイっす。油ならしは必要ですよもちろん。
ハイッ出来ました!
ホントに何もかけないかといえば、薬味がわりにこんなのがお気に入りです。
ソースかけません!マヨもかけません!
今日のレシピでは鰹節もなし!
横っちょにあるのは、弓削田醤油の蕎麦つゆの素におろし生姜です。
べっちょり付けずに、味変でチョンチョンっと。
島唐辛子って、小ぶりで辛味も強く、カラブリアのと同じ仲間なのかもしれませんね。
沖縄産の泡盛だけ使った、右の方が美味しいですね。
割ってみた図はあまりいい写真じゃありませんが、ギョッとする見た目の黒支配とは裏腹の、見事に旨味の詰まった逸品です。
マッシュの方には、パルミジャーノに加え、モッツァレッラも入れてみましたらあなたもう大変でしたよ。
考えてみたら、カプートの粉は75g使ったので、パスタに例えれば大体1人前くらい?あら、なんかいい結果。
ベーシックなものがあって、そこにひらめきの青写真を重ねて想像してみたレシピは、実際作ってみると思った以上の発見と経験になったという、誠にいいお話でした。
まるで、このデザイン図と実際の実物を纏ったカトリーヌスパーク様の様に。
この後、この格好で、黒の組織型ポルシェをぶっ飛ばすんですよね。
サンダル,御御足チラチラ&すんごいシフト/ペダルさばき。この映画で一番好きなシーンです。
実は、たこ焼きと同時並行で、この映画(私は目撃者)の監督作品のソフト群にこのところ翻弄されっぱなしなんです。
涼しくなる前にまたお話ししましょう。お楽しみに。
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