シュリンプカクテル作ってみましたの。
イイ具合のガラスの器があったのと、ソースレシピがなんとなく解ったので。
でも最大のきっかけが、コストコのお惣菜コーナーで売っているシュリンプカクテルが全く味気ないものになってしまったから。
こういうやつですな。
以前は大変美味しくパクついていたのですが、いつしかエビの風味がゼロになってしまい無味!
「何じゃこりゃ?」となって以来購入することもなくなりました。
何がどうなっちゃったんでしょうかね。
綺麗に並べる手間と一緒に何が失われてしまったのでしょう?
最も、それ以来買ってないので、たまたまだったのか、また美味しくなっているかもしれませんけれどね。
そんなこんなでコストコ通いもしばらくご無沙汰だったのですが、この度初購入してみたのがこちら。
以前から多数のレビュアーが取り上げていましたが、そうそう大量に使うこともないし、パスタ等で調理するなら生か調理前の冷凍物だしね、と思っていましたが、「シュリンプカクテル」なら用途にぴったりですな!
お惣菜コーナーで風味復活の奇跡に一か八かで悩むのなら、どうせなら自分で作ってみようじゃないの!
解凍は水を張ったボウルで良いとのことですが、ここはひとつ人肌のぬるま湯でやってみましょか。
そして最大の懸念事項である、エビの風味抜けを防ぐために、粗塩を溶かした塩水で解凍しチョイ味見。
お!なかなか美味しいですぞ‼︎
んー、でもちょっと塩のえぐみの様なものが残っちゃいますかね。解凍後は塩水を真水ですすいで、後はキッチンペーパーで水気を拭き取っているんですけどね。
そこでハタと思いついたのがこちら。
今まではスーパーで小さいパッケージのものを買っていましたが、チマチマ買い→大量まとめ買いがオハコのコストコでは、これはマストでしたね。
食品クオリティですから、なんでも使えます。
でもそんなに(6kg入り)大量買いしちゃったら、湿気で固まったりしない?
ご安心を、すでにコチコチに固まっていますが、手で簡単に崩せます。
(はっ!サイババのビブーティってコレか??)
ま、それはともかく、海老にどうするかと言えば、冷凍エビをボウルに入れて、重曹を適量振りかけてぬるま湯を注ぎ、重曹を溶かして5分ぐらい放置。後はすすぎにキッチンペーパー以下同文...
さて、するとそのお味は?
う、うんめ〜!
エビの風味がガッツリ味わえます!!塩でやった時の様なえぐみは一切無し!
どうしてこの様な思いつきになったかはよく覚えてませんが、これからは料理にも活躍しそうですね。
以来、このコストコの冷凍エビを買ってきてはペロッと平らげてを繰り返し、あ〜あ、また無くなっちゃったよー。と、仕方なしにスーパーで殻付きエビを買って茹でてをやったみたりしましたが、十海老十色、結構クセがあって中々大変。
いつぞや観ていた海外ドラマで、混沌の中からソフィスティケイトされた象徴として、主人公のパートナーに供されたのが、シュリンプカクテルだったというのがやたら印象的でした。巨大企業の話なので、相当皮肉が込められているんでしょうけれど。
そんなアイテムとしてのものならば、すでに下処理、調理済みのコストコ冷凍エビが一番レシピに合っているのかもしれませんね。
そうそう、肝心なソースですが、コストコのシュリンプカクテルのソースはピリッとした辛味がなんと言ってもポイントですが、大雑把に言っちゃえば、ケチャップとタバスコです。
しかしお立ち会い!
ケチャップには、アメリカ製のハインツのケチャップをセレクトしてください!
いつぞやこのブログでも書きましたが、ハインツの本拠地であるオランダ製のケチャップ(スーパーにあるのは大抵こちら)と、アメリカ製のものでは味が別物です。
最近はamazonでも買える様なので、コストコの巨大ボトル2本組をえっちらおっちら買ってこなくても済みます。もっとも、シュリンプカクテル自作にハマると、ケチャップの消費量がハンパないですが。
そして我が家のレシピはというと、アメリカ製ハインツトマトケチャプにタバスコ(一番オーソドックスなもの)、レモン汁におろしニンニク、さらに「どさんこプラザ」で買った「山ワサビ」を少々加えてよく混ぜる、というのに落ち着きました。
元々、1920年代、禁酒法時代のアメリカで生まれたシュリンプカクテルのソースには、こっそりウォッカも混ぜてあり、それが大流行した一因とも言われています。
盛り付けるグラスも、酒を提供できずに使われていなかったカクテルグラスにエビを引っ掛けて、まぁキレイ。と、なかなかのヒット作だったそうな。
冒頭の写真ではよく見えませんが、我が家のシュリンプカクテルグラスはこちらです。
いつ頃買ったものかもはや覚えていませんが、大した用途もなく、たま〜にナッツを盛り付けてみたりだったのですが、ここに来て大活躍といった次第。
真ん中のソースの入れ物はショットグラスです。
おまけに、つい最近ようやく手に入れたのが「レモン搾り器」。
実家には大昔からあって相当なヴィンテイジものですから、いつかおんなじものを見つけるぞ〜なんて思っていたら、あっさりamazonで発見。
どーです、これぞ普遍の造形美、アノニマスデザインというやつ!
今までは「世界の料理ショー」方式で、まな板の上で押さえ付けたレモンを何度もゴロゴロさせて半分に切ってブシューっと絞っていましたが、このガラスのレモン搾り器だと実に楽チンに余すことなく絞れます。タネもぐるりと並んだ突起に引っかかって止まってくれるおかげで、ジュースのみ注げます。作った人天才ですな!
期待を裏切らない機能美に造形美!何か久々にホッとした気分です。
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