Not if I can help it.

あっ!そうだったのね〜。


ピンクパンサー黄金の3部作
2.The Return of the Pink Panther
3.The Pink Panther Strikes Again
4.Revenge of the Pink Panther
の「4」での1シーン。クルーゾーの変装をサポートした天才ボールズ兄弟の店にて仕込んだ新たなトランスフォームとは...

『おお、天よ!何てことだ。日に日にあの娘が小さくなって行く...』

何じゃその歌は⁉︎
ちっちゃくなってるのはアンタでしょ!だからそんなスモックなんか着ちゃってんの??
なんて、毎回楽しみにしていたクルーゾーの、今作もまたその強烈なインパクトの変装に過去数十年笑ってきましたが、
こちらも最近毎回楽しみにしているYouTubeの番組の最新回「ロートレック編」を観たら、


!!!
そっか、あの扮装はロートレックだったのね。よく観るとスモックには絵の具がついています。

ロートレックがムーランルージュに入り浸り、そのポスターを描いていたことくらいは知っていましたが、『あっ!』と、先のボールズの店爆破シーンを思い出したのでした!!

ついつい自分の保育園時代を思い出していましたが、絵描きの着るスモックだったのですね。

今回も登場するドガについては山田さんの名解説「NTR」が聴けますので、ぜひ山田さんの番組のバックナンバーをご覧ください(10/1にはまた生配信をやるそうで、またスパチャが集まるなら、ぜひフランシスベーコン特集をお願いします!)。

あらためてボールズ兄弟が試着を終えたクルーゾーをおだてるセルフを聴いてみると、
「(セーヌ)左岸でもモンマルトルでも、誰にも気づかれませんぞ」とか言ってるし(イヤイヤ余計に目立つでしょ)、あの歌もググるとモーリスシュバリエが出てきて、ホントは「あの娘が毎日大きくなって行く」だったそうで、そういえばロートレックの描いたモーリスシュバリエのポスターは有名ですしね。

あらためて判るとはこんなに楽しいものなりと、1人ニヤニヤしていましたらこんなのも思い出しました。


"SHAG"ってのは、イギリスのスラングでナニのことで、ナニっつったらアレですよ。
最後のやりとりは
「今いたす?後でいたす?」
「オースティン、おいたはだめよ!」
というお決まりのヤツですが、やっぱり気になるのがグウィネスパルトロウの役名。

コレはネタ元が007で、シリーズに登場する敵側の女性とかの名前がヘンテコで大抵お下品な意味になってるというアレですね(プッシーガロアとか、、おいおい!)

オースティンパワーズでは1作目のこのシーン。
こちとら英会話ができるわけでもなんでもないですが、ジワジワっと分かった時は実に大笑いでございました。


アイパッチのイタリア系私設秘書のアロッタファジャイナ嬢ですが、
アロッタ、a lotta、a lot of、
ファジャイナのフがすこし濁ったら... 日本で一般的なのを英語読みすると...

オースティン:「も一度言ってみて?君にはアレがたくさん付い... あ、いやいや」
さっきの007の言い換えでしょうか?


2作目のヘザーグレアムちゃんとの自己紹介シーンはYouTubeで見つけられませんでしたが、自分でそのお名前"Felicity Shagwell"を解説してオースティンに反対に「おいたはダメよ」と言われてましたね。

「至福の床上手」

素晴らしいですね。
さて、ではグウィネスパルトロウの"Dixie Normous"は何でしょう?

Dixieは"Dick"なんだろなと想像つきますが(ディックミネさんの芸名の由来をwikiでどうぞ)、Normousは?「ノー」「マウス」とか?あらやだ。
でもイマイチすっきりしませんねぇ。
そんな時には伝家の宝刀、"urban DICTIONARY"に頼りましょう!


なるほど!!"enormous"が出て来なかったですねぇ。ネイティブの人はすぐわかるんでしょうね。

この作品が2002年ですから、グウィネス29歳!キレイですねー、これからが女盛りですねー。そして役名が

「大巨根」

んー、素晴らしい映画の楽しみ。
といっても、この3作目はオープニングのこのカメオが最高なんですが、次々といろんな人が出てきて食い潰れてしまうパターンで、観てられません。ブリトニーが出てくるあたりでやめちゃいます(まだ最初じゃん!)。
先程の2作目の動画(ヘザーちゃん)で出てくるバカラックとコステロなんぞはイキですねぇ。突然紹介されても「わぁ♡」っとなるし、リスペクトがあるんですよね。
もっと言ったら1も2もベースに流れてるのが「スウィンギンロンドン」であり、スウィンガーリスペクトってこと。
残念ながら3作目は、大当たりすると続編にオレも出せアレも出せといろんな輩が押し寄せてダメにしてしまうパターンですね。
映画でもTVドラマでもありがちですね。

NETFLIXは音声と字幕を切り替えられますから大変便利なのですが、さすがに「大巨根」とは字幕に出せんでしょうから、こうやって調べるのも楽しみの一つですね。
ちなみに、映画でもドラマでも英語のセリフは「〜 script」で検索すると大抵のものが出てきます。お目当てのセリフを探すのが大変ですが、わたしの好きなあの映画、ボクの好きなあのドラマのあのシーンは、ご本人はなんて言ってるのだろう?字幕や吹き替えはこうだけどもっと意味があるんじゃ?と思ったら是非検索してみましょう!

楽しいですよ!!



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