御尊顔

いよいよFUZZ FACEも配線の巻...と思いましたが、
その前に、完成したカラーリングについてちゃんとお話ししましょう。

いつか載せたほぼベタ塗り緑は潔くボツにして、どうにか玄妙な色合いに出来ないかなといろんな動画や写真を検索すると、プライベイトブランドのステキなカラーリングが施されたFUZZ FACEに出逢います。
これはもっとちゃんとしないといかんですな。

デザインの元になったのはMINAのアルバム"...quando tu mi spiavi in cima a un batticuore..."


このジャケットですが、よくあるネット上の画像を検索すると出てくるのがこんな感じで、まぁ、言ってみればCD化された時のなんとも圧縮された色合い。プロトのベタ塗り緑に近いですね。


ならば、我が家の本物アナログをパチクリお写真撮ってみましょう。


おお〜!素晴らしい!!

先程の写真ではわからなかったアイシャドウや髪のメッシュの「青味」が素敵ですね。
せっかくならこのテイストも盛り込みたいものです。



盛り込みました。
何か歌舞伎に近い感じもしますが、青みのグラデーション、ベリナイスですね。
まつ毛デカールの余白がシルヴァリングしてるのは、着色層がクリアパール入りなので致し方無し。因みにどの写真も実物はもっとパールのキラキラが輝いてます。

髪のメッシュは盛り込めませんでしたが、右側のエッジの方が若干青み強めです。


次は頬の明るくなった部分。特に左頬(写真だと右側、ホクロの無い方)の黄色味がかった色。


いかがでしょ?緑色の着色層をサンディングウレタンでスクスク擦ったら、明るめの黄色味が強い下地がぼんやり現れました。イイですネ〜。


大分雰囲気たっぷりになりましたね♪
ところでお口の部分は、プロトだと白地に黒文字と至って普通でしたが、完成版はどうなってるんでしょう?

ここをどうしようか考えているときに、オツムに山下毅雄の素敵なメロディが流れ、ジョンエントウィッスルかアルファヴィルかといった低音ヴォイスとともに、ひとつのヴィジョンが浮かびました。

ウォフォフォ〜ッ!
一気に艶めかしくなりましたね。



ということで、見事に外観完成です。いや〜素晴らしい!
数多のハンドメイドFUZZ FACEビルダーにも引けを取らない、私だけの逸品です!!

ちなみにminaの中ジャケはこんな感じなんです。

今思いついたのですが、FUZZ FACEのケース内側にこの中ジャケを蒸着できたら素敵すぎる〜!
真っ黄色に塗ったベースにminaのお姿をデカールにプリントして貼り付ければイイのかしら?
でもムズカシそー!
そんで裏ブタには、右側の黒いベロの部分のクレジットをまんま載せますか!
そうするとシルクスクリーンかぁ。大変だなぁ。そこまで細かい文字ができるかしら?
でも、以前もう一つの緑ファズをこしらえたときに、版を作るのに蛍光灯でフィルムを照射し、その後真っ暗な家の中を洗面所まで歩いて行って模様文字部分を洗い流したりと楽しかった思い出はあります。
さもなければ、白ベースに、文字部だけ抜き取った黒余白をデカールで....
ま、これはいつかチャレンジですな。

ということで、今回はここまで。
配線の巻はまた今度ね〜。









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