なんですかこれ?
ところで、前々回のジェネシスのバタクランやもっと前のジャッカルは、無茶苦茶クリアな画像の動画発見だったのですが、今度はレアな音源の大発見!
このブログではおなじみ、イタリアンポップスの女王MINAの大代表曲、世界で最も優れた歌、作曲モリコーネ...で皆さんご存知の"se telefonando(束の間に燃え尽きて)"のヴァージョン違い‼︎
MINAの動画は権利関係やらでYouTubeから削除されまくっているのですが、そんな中レア音源等々をアップしてくれている、mister 2 noteというチャンネルのイイ仕事!
この、世界最高名曲である"se telefonando"は、なぜかLIVE音源にお目にお耳にかかったことがなく、モノクロの一番メジャーなあの映像もTVショーの口パク。STUDIO UNOでのゲストとのデュエットでほんの一節を替え歌でというのが唯一出会ったLIVE音源であとは皆無。
で、今回の音源ですが、おそらくレコーディング時のデモorテスト音源、はたまたラジオ用のショートヴァージョン、もっというとスタジオLIVE?と妄想は膨らみますが、特筆なのは、歌声にエコー/リヴァーブ等のエフェクトが掛かっておらず超素!
昔は日本の歌番組でも、中継先から歌手の方が出演すると、そこはスタジオやリサイタル会場では無くどっかの商店街だったりで、オケの音源はそりゃ出来合いのものですからレコードと一緒なのですが、歌声は全くのノーエフェクト。エコーも何も掛かっていないのでへたっぴは全バレです。翻って、上手い人はその発声の確かさ、声の伸び、ヴィブラートの掛け方、そして声の良さが手に取る様にわかったものです。
どうです?
このse telefonandoのレアヴァージョンもそう。
そうです!MINAの女王っぷりが生々しくわかる、唄の上手さよ声の良さよ!!
さぁ、ひとしきり盛り上がったところで、FUZZ FACEはどうしましょ?
やはりイマイチ存在感のない見た目、言ってみれば砂男のようなカラーリングが今ひとつですので、ちょっとデザインしてみましょう。
それに鬼瓦権造みたいなラバーを付けて、
ま、フツーだったらこう続くのですが、
そうはラブサウンズ問屋が卸してくれません。
ここからですね!世の趨勢や忖度や規範なんぞクソっ喰らえ!知るかっ!ヘソ噛んで死ね‼︎
でお馴染みのロックンロールアティチュード(Rock'n'Roll Suicideみたい)がすぐ登場してしまうのが私のイイところ。
とはいってもどうしましょ?
最近のMINAは追っかけて無いと以前に言いましたが、2018年のこのアルバムはインですなーこれが。
この時御歳78歳でしょ?? 何この歌いっぷり、スゲー!
が普通ですよね。映像もめちゃくちゃかっこイイし。
しっかーし、真のMINA MANIAは3:52〜4:05で悶絶してしまうのですよ!!
わかりますか??
ホクロのイニシエイションですよ‼︎
もちろん、アルバムリリース登時、このPVを観てすぐに真似したのはい言うまでもありませんが、その時ウチにはマッキーしかなかったので、細と極細でやったにも関わらず、見事に滲んで水墨画の如しであちゃー。
ならば、我が手塩にかける予定のFUZZ FACEにもと思い付いたのは、御神託が降りたかの様なひらめき。
あのー、わたしアタマおかしいですか?
ま、そんなことは十分分かってますので気にせず前に進みましょう。
なぜかと言うと「絵」が見えてきたからです。
何でもそうですが、ひらめき→絵=imageが見えるって大事ですよね。
ざっくりぼんやりでも、夢の中で観た光景のような...
私の場合は、例えて言うなら「ヴィネット=vignette」効果をかけたような映像ですかね。
どういうのと言えば、
もうちょっとソフトフォーカスなんですが「写真」アプリにぼかしエフェクトはありません。
ということで、こんな雰囲気の「絵」が浮かんだらあとは実行なんですな。仕事でもなんでも。
さぁ、イニシエイションは済んだので、さらにモチーフを探しましょう。
1970年のアルバム"...quando tu mi spiavi in cima a un batticuore..."。
国歌斉唱のような"Nessuno al mondo"(ペッピーノディカプリのカンツォーネ。ヘレンメリルのしっとりとは対照的。ちなみにあっちはアレンジがモリコーネ)、ジョルジベンの"Dominga"、アズナブールの「街角の瞳」の素晴らしきカヴァ、"L'Uomo Della Sabbia"のカッコ良さ!ルチオバティスティ名曲"Insieme" etc.etc... と、実に名盤なのでぜひ聴いてくださいね!
んじゃこうしましょうや。
おー、イイっすね!
ちなみにこのタイトルの意味は、いろんな翻訳サイトやアプリの検索結果からすると、
「鼓動の上からあなたが私をスパイしていた時...」といった感じでしょうか。
なんと大人の世界!!!
もしくは先に書いた通り、カンツォーネ、ブラジル、シャンソン、レアグルーヴ...
自身のレーベルで以前よりさらにその歌の世界を広げ、グッと大人の歌手としての魅力を増した「(様々な)ビートに乗った私を見つけた時...」なんて意味もかけてたりして。
素晴らしいですね!
じゃんじゃん行きましょう!
時代ならではというか、目の周りのメイキャップはず〜っとMINAのトレードマークでもあります。してこのジャケではやはりまつ毛。
元のデザインのこの涙?を使いましょうか。
そうです。今回のブログの最初の画像は、このまつ毛の設計図だったんですね。
いっそのこと、上部の"IN""OUT"も行ってみましょう!
ん〜、我ながらここまでやるかと感心してしまいますねぇ。
しかし、先程の写真の様にこの元デザインが「涙」とすると、「まつ毛」だったらむしろこっっちか?
まぁカワイイ!
でも迷うな〜。
涙=teardropの方は、FUZZ FACEからの発展形で涙をあえてまつ毛にした=実態とコンセプトがぶつかって混ざり合った故の存在感、ですね?
180°転換した方は、よりまつ毛に近い自然な形で当たり前っちゃぁ当たり前で面白味がない?。でもそもそもFUZZ FACEにMINAをシンボリックに転写するのですから、コンセプトが先ずぶっ飛んでるんだから... ってなにやら私の最も嫌いな「エクスキューズ」っぽい文章になってきたぞ。
ん〜、迷う〜!
では、デモとして白い紙にプリントしたパターンを乗せてみましょう。
ま、迷う〜。
やはり塗装を剥がして色決めをして、新しいカラーリングにしてから最終判断ということにしましょう!
エライ長くなっちゃったし、塗料の選定もこれからなので今回はこの辺で。
またね。
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