少し前に、マスコットのヴィンダルーペーストのご紹介をしましたが、
そのブログの回でちょこっと触れた、英BBC制作の「レッドドワーフ」の主人公、リスターがいかにヴィンダルー中毒なのかのシーンの一つですね。
わかりますその気持ち。
もう、今やお弁当に持っていくほどになった私も立派なドワーフ乗組員です。
でね、このGABANのペーストですが、マスコットが『肉入れて煮込めばイイ』だったのに対して、あくまでもスパイスペーストですので一手間かかります。
でもその分、味の玄妙さが増してオフィスの片隅昼休みに「オぉ〜!」とか言って悶絶しながらお弁当食べてる中年がいてもイイじゃないですか。
マスコットの時同様、お肉は豚バラを適宜ゴロっと切って炒めて長時間煮込むわけですが、先に申しました通り、これは全部入りペーストではないので、まずは玉ねぎを飴色に炒め生姜ニンニクのチューブを少々、玉ねぎの前にホールスパイスを炒めるのに何を入れたかよく覚えてませんが、クミンとフェンネルくらいだったと思います。して、トマトをちょこっと入れて渾然一体としたところに水ちょびっとと基本のパウダースパイス(クミン,コリアンダー,ターメリック,チリ)でベースを作ったところに、オーマイ!ヴィンダルーペーストを投入して、あとはコストコのチキンストックと水と豚ちゃんでひたすら2時間半煮込んで豚バラちゃんホロホロで出来上がり!なんですな。
で、お弁当でなく、ゆっくり休日の今日は、リスターリスペクトでマッシュポテトとターメリックライス、そしてさっき買ってきた青唐辛子を乗っけて、やっと夏らしくなってきた今日の日和にピリッと自宅でも悶絶したりしているわけです。
聞くところによるとこのヴィンダルーペーストにヨーグルトを加えてチッキンをマリネーゼして天火で焼けばタンドリーチキンが出来上がるというのですから今度ぜひ試してみましょう。
昼休みにオフィスの傍で、インド音楽人間国宝のハリプラサドチャウラシアのマジックフルート(バンスリ)の音色とヴィンダルーの美味しさにひとり悶絶している色男がいたらそれは私ですよ。
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