ということで、ブルーレイ買いました。
この人も楽しそうでイイですね。
画質は正直前回のブログに貼り付けた方には敵いませんなー。ちょっと色赤いけど。あれはどっから出てきたんでしょうねー?
このブルーレイには吹き替えが3種類入っていて、ジャッカル役は山本圭ヴァージョンが人気の様です。渋い役者さんですよね。先日、窓際太郎の事件簿で久々にご尊顔を拝しました。ファーゴのマルヴォじゃありませんが、生き急ぐ殺人者ならではの、どこか求道者の様なムンムンに気をみなぎらせたジャッカルの雰囲気とは一転、息子を殺され、復讐を誓う自らもまた巨悪に命を狙われるという、積み重なった人生の悲哀溢れるイイ演技でしたが、あのドラマは何といっても麻生祐未さんがレギュラーで出ているから観ているのです。椿さん役イイですねぇ〜。こういう役どころ=素晴らしい実力俳優ということです。
あの野暮天の出立ちなれど膝小僧がキュートで、いつまでも若いなーこの人はって、お歳を聞いてびっくり!ええっ!それって....
話がズレました。山本圭ヴァージョンの追う側警視役はハナ肇。声優としてのハナさん大好きなんです。コジャックの悪徳黒人犯人役とか。でも、この名物警視の役はどうかなぁ。
野沢那智ヴァージョンはなかなか楽しめました。相槌の大袈裟さ等々、期待を裏切らない那智ズムは非常に結構ですが、周りの方々もそれに合わせてか少々やり過ぎな感は否めませんでした。もう一つのヴァージョンはこれからなので楽しみ。
しかしジャッカルといい、ハニトラの未亡人(ただいまと言ったら太ももスケスケでは降参です)といい、何で素っ裸で電話かけたり髪染めたりするんでしょうね。ミッションの真っ最中はオケツ丸出しが基本なんでしょうか?
これだけ立て続けに観ていると、通勤途中とか、アルミの松葉杖を使っている人がいると、ジーっと見てしまうようになりました。あの構造じゃ銃身が入らないなーとか。私も何をやってるんでしょうね。
結局イタリアン職人はジャッカルの注文であるアルミから、ステンレスに変更して改造ライフルを作り上げたわけですが、我が家でもこの度、ステンレス製に取り替えたものがあります。
しかも、ステンレス/アルミ/ステンレスの3層構造ですから、自宅キッチン求道者のボクちゃんも大満足です。何故かって?以前ご紹介したAll-Cladの片手鍋(あれはステン/銅/ステン)同様、温度が火加減で急激に上下せず、熱伝導がゆっくりじんわりで「炊き込む」パエリアには最適なんです。
鍋が深いのでスープがたっぷり作れるのもイイですね。パエリアはやっぱりスープ作りが命ですから、じっくり時間をかけられます。
ホレ出来た!
「モロッコインゲン」を売っている店が増えてきたのも何よりですね。
今のところ、ヴァレンシア風で行っています。
この動画を参考にしました。
この人も楽しそうでイイですね。
極力スープの素とか使いたくないので、素材の組み合わせで旨味が出る工夫が肝要。
その時々であるものを足していますが、この動画の、骨つきチキンと豚スペアリブ、モロッコインゲン、パプリカの粉、サフラン、フレッシュローズマリーがベースでしょうか。
先日はそこにグリーンオリーブ、冷蔵庫で固くなっていたプロシュートやら何やら色々入れたら強烈な旨味が出たのですが、後は何を入れたのかよく覚えていません。
先程の写真の様に鍋の縁にはスープが蒸発してこびり付いていますが、水に付けておけばスルッと落ちます。さすがステンレス。そして鍋底も同様です。
動画のおとっつぁんは一切かき混ぜないと言っていましたが、スープで炊き上げる際、ある程度木べらで底のこびり付きを取ったら、大きな取手で円周方向に時々揺すってあげれば焦げ付きません。
おこげも、あえて最後に強火にして作るというのが文字通りできるので、この辺の塩梅も旨味につながるんでしょうね。
スペインのお米です。
amazonの評価はどれも良いのですが、個人的には日本のお米がイイかな。
動画のおとっつぁんは「つがるロマン」でしたね。一番搾りも美味しそう。
本場に近づけるには、動画の後半で言っていた「ヴァレンシアの水」も大事とのことで、その話しぶりからすると結構な「硬水」。世界の水硬度なんてググったりもしてみましたが、先ずはスープ作りを覚えることですかね。
さて、近づけるといえば、完成したマッチングヘッドのストラトネックのお輿入れ先は?
一体何の色に近づけたの?といえば、今回のブログタイトルでお分かりでしょう。
じゃじゃーん。
ぜひタップ(or click)してでっかくして見てやってください。
なかなかキマってるでしょ?
アンティグアフィニッシュの中央の色とマッチングーしたわけ。
黒染めした指板もこうして見ると、少し紫がかってハカランダっぽくもあります。
むうぅ、イイですねー。
レフティを右利きが使うのって、ヘッドも逆だから面白いんじゃん?とお思いになる方も多いでしょうが、実際使って見ると、弦のナットからペグまでの長さが1弦側と6弦側で逆だとはいえ、ストリングトゥリーもあるし、それによるテンションの変化ってさして影響していないと思います。
何よりこの方がチューニングし易い!
もっとも、この年代(72年)以前のレフティネックなんて市場に出ても天文学的金額で手が出ません。
さて、ではこの世にも珍奇なアンティグアフィニッシュの中央の色なんぞをどこで用意したかといえば、
そりゃ調合(調色)するっきゃないっしょ!
この5色を使いました。
白をベースに、クリアイエローを結構入れてクリアオレンジも少しだけ。クリアグリーンはほんのごく少量です。
して肝心なのが一番右の「オリーブドラブ」。
オリーブにやられた(ポパイの)恋心ではなく、ドラブとは「とび色」つまりトンビの羽の様な茶色なんだそうです。軍用色ですな。
白に黄味を持たせてちょっぴり緑の隠し味を入れても、アンティグアの中央色には明るすぎます。そこで思い出したのが、
お分かりですか?
ボディの縁は緑がかったグラデーションなのに、ピックガードはそうではありませんね?
そうなんです、もともとアンティグアフィニッシュは、このピックガードのカラーなんです。
一度ミントコンディションのアンティグアを見たことがありますが、一切緑がかっておらず、このピックガードと同様、砂色のグラデーションに包まれたカラーリングだったのです。
これこそ「アンティグア」の由来でしょう。
なので、中央のクリーム色もこの砂色の影響を受けているわけで、一番近いクリーム色に調合したものに、各種あるmrカラーのオリーブドラブから、緑要素のほぼないものを少しだけ混ぜて、ただ明るいクリーム色から、より近づけて完成させたというわけです。
しかしでは、何故アンティグアというと一般的に緑色っぽいバーストというイメージなのかといえば、先のピックガードのオリジナルカラーに上塗りしたトップコートのクリアが経年変化で黄味が増し、砂色は緑がかって見えるということなのでしょう。
ヴィンテイジFenderのトップコートはすごくイエローニングするのは皆さんご存知の通り。
つまりアンティグアの緑色っぽい微妙な色はイエローニングによるもので、再生産とか日本製のリイシューとかが何とも味気ない浅はかな色なのはこういうわけですな。
さて、でもとすると、このままイエローニングが進むと...
そうなんです。たまにまっ茶色になったホワイトのストラトが中古市場に出ることもありますが、真っ黄色になったアンティグアを見かけることもあります。あーなってしまうのもなー。
UVカットの塗料でも吹き付ければイイのかしら?悩ましいですね。
実は今回の工程でも悩ましかったのが、ボディの表と裏でイエローニングの度合いが異なるという事。
ボディ表のカラーとのマッチングヘッドとしてはうまく行きましたが、裏面と比べて見ると、
ね、微妙にヘッドの方が黄味が強いですね。
まぁ、ここは致し方なしですか。
ともかく、お輿入れも済んでさぁどうなりました?
おぉっと!格段に鳴りが向上しましたぞ‼︎
そう、塗装やロゴデカール作成がメインじゃないんですよ。
オリジナルのレフティネックもグリップも大変素晴らしく気に入っていたのですが、このアンティグアボディを鳴らし切るには少々役不足の様でした。
70年代後半の一時期のみの生産であった、一般的なアンティグアが重量級なのに比べてこのボディは軽い部類に入るのですが、70年台前半の軽量アッシュと比較すると、やはり少々重くどうも硬め?に思います。
芸術的な、しかも再現不可能で色合いが変化するフィニッシュであるアンティグアストラトを、「この年代は難しいよねー」で片付けてしまうのが何とも残念で、光明を見出せそうなこのレフティで何とか出来ないか。というのが実は最大ミッションなのです。
オリジナルのネックに比べ、若干太めのグリップに目の詰まったネックエンドのシマシマ、いかにも頑丈そうなフィーリングは確かに功を奏しているようです。
中音域の張り出しがグッと増しました。
しかし、弦振動のバランスの良さに関しては、67年テリー、76年サンバーストストラトの方がよりきめ細かく整っています。この辺りが、ボディを鳴らし切っているかどうかなのでしょうか。
見た目はバッチリ整ったので、さぁこれからは外からは見えない「大切なこと」を求めて新たなミッションが始まるのです!
オケツ丸出しで頑張ります!!
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