どうも。甘エビに枠線が入るようになってしまったので、ブログのテーマ(背景)をマッシロにしてみました(mac,pc or タブレット)。
なかなかイイですね。
そのうち広告が入るかもしれませんが、ご時世ということで。
?なんですかねこの荒物は。
素材はアルミのようですが、仕上げも荒いし穴が4つ空いてたら普通はネックプレートですけど違うようですね。
?こっちは?なんか穴デカイすね。
上はハードメイプルで下は真鍮です。
さっきのアルミと真鍮は3mm厚、メイプルは4mm。
一体何に使うのかというのが、このところまでず〜っと引っ張ってきた『革命』『大発見』『偉大なる発明』『コペルニクス的転回』なのであります。
では、このお手製荒物アイテムで一体何が起きたかというと、イイですか?お立ち会いですよ!
(´⊙ω⊙`) 爆発的に鳴りが向上❗
(´⊙ω⊙`) 低音弦寄りだった鳴りが全体に広がり高音弦側に煌びやかな鳴りが出❗
(´⊙ω⊙`) スンげーサステイン❗
(´⊙ω⊙`) ボディエンドまでブルブル❗
(´⊙ω⊙`) チェンバードの効果が出た❗
《( ✌'ω')✌ʕ•̫͡☆*:.。. \\♪Oー(≧∇≦)ーO♪//❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚ʕ•̫͡✌('ω'✌ )》
わかったわかった、やっと来たのね、そんでどうやったのよ?おじさんにも見せてごらん?
!!!
「その4」で書いた通り、2mmのアルミに2mmのアクリルで弦高が大変上がることになったので、ネック全体を持ち上げるために先のプレートで底上げした?
でもマスタン子の「良いお酒は〜」の回(海原雄山に怒られちゃう奴ね)では、シムや異物の挟み込みはNG!だったはず。
音変わっちゃいますからね。
しかししかし、今回はそれが良い方向に展開したというわけ。
!!マスタン子は結局、異物挟み込みをやめてネックポケット(ボディ側)をわずかにスラントさせる事で、弦高調整を果たしたのですが、ご覧ください、
midnight special は、元々ネックポケット部のボディ厚がこの薄さで、これ以上削ったりは不可。
そこで、オツムの切り替えがフッと脳内に沸き起ってくるのが私のイイところ。
あれほど忌み嫌っていた異物挟み込みへの感情を一回フラットにして均一な厚さ硬さのオブジェクトで試しに行なってみれば?
要は、弦高調整よりも音質改善への欲求という、『なしてまたこのギターをいじくり倒してるの?』という根本の動機である情念が私の中でメラメラ燃え続けていて、その炎を絶えさせることなくエネルギーが注がれ続けていたという事でしょう。
私の中で。以前、マイルスデイヴィスのドキュメントを観ていたら、ジャックディジョネットがバンドの中でのドラマーの役割は?と問われ、『薪をくべ続けるのがドラマーだ』と答えていたのを思い出しました。
やっぱイイこと言いますねぇ。
弦高のミスマッチ→ネックポケット(ボディ)側の加工不可→厚みのあるネック側ジョイント部のスラント(斜め落とし)加工を少々→まだミスマッチん〜、しかも当初目論んでいた「チェンバード」による音質改善効果がそれほど出ていない→ネックジョイントの底上げを行うとしても、ネック/ボディと同素材よりも硬さ/比重の異なる物で行えば変化もあるか? と、こんな感じで脳内進行し、
「BRASS MONKEY」の回で作成した3mm厚のネックプレートを探せど見つからず、仕方なしに同厚みの真鍮端材を組み合わせて試しにネックとネックポケットに挟んでみたところ、
《( ✌'ω')✌ʕ•̫͡☆*:.。. \\♪Oー(≧∇≦)ーO♪//❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚ʕ•̫͡✌('ω'✌ )》
と、弦高調整の成果のみならず、それを凌駕する鳴り改善のとてつもない効果に言葉では言い表せないオドロキだったわけです。
そしてご覧の通り、3種類の素材からコンペを勝ち進んだのは真鍮(ブラス)でした。
アルミも抜けは良いのですが、音が軽すぎました。
ハードメイプルは特に何の変化も起きず。
まぁ、ネックもボディもメイプルですからね。
すごいすごいって言っても、どれくらいってのは比較対象がなきゃ伝わんないよ〜。
ハイハイそうですね。バカ鳴りといえば....ボディが右脇腹に当たる、右肘から上腕の内側にかけて当たるとビンビン伝わるヴァイブレイションといえば....せっかくならやっぱこれと比べなきゃ。
そうです、1952年レスポールです。
ホント、お世辞ではなくグレイトヴァイブレイションですよ。
ただ勿論そのテイストは異なります。
これはエクスキューズではなく(別の意味でエクスキューズはありますので最後にお話しします)、レスポールは完全ソリッドボディ。
そしてこのmidnight special はチェンバード加工済み。その違いですね。
セミホロウまではいきませんが、やはりボディの鳴り方は別テイストです。
でもバカ鳴りですよ。
ちなみに1952レスポールの鳴りに一番近い我が家のギターはこちらです。
1967年製 男は黙ってテレキャスター
(ボディにコンター付けてるので一瞬わかりにくいですが)。
おうおう、そんならそのプレート商品化しようぜ商品化!特許も取っちまおうぜ、許可局に今日許可申請シテきよう!
ん〜そこで必要なのは汎用性ですね。
日本で、世界で売れたGibsonのヴィンテイジベスト5にmidnight specialがランクインしていれば.... ん〜そりゃないか。
さもなくば、ボルトオンといえばFenderですので、Fender系で鳴りがイマイチとか、高音が鳴らない奴さんに取り付ければタチマチなんて....
お、そりゃ可能性あるね! よし、ではウチのマスタン子ちゃんで試してみるか。ウチのマスタン子ちゃんは1969年製のグレイトネックが付いているのですが、いかんせんボディが激硬激重。
実はチェンバー加工も行ったりしていたのです(これはまたいずれ)。鳴りはまぁまぁになったのですが、midnight specialのような劇的な変化が加わればと、ネックポケットとネックの間に3mm厚の真鍮を挟んでみたのですが、特に特筆すべき変化なし!ありゃ〜。
『Fenderにも対応できます』と種々のサイズを取り揃え、各オンラインサイトでは私の似顔絵ロゴが中央にレーザー刻印された製品が席巻し、時代の寵児、中年の大スター、文化の救世主などと日経やWBSにインタビューされる妄想はここで潰えました。
やっぱりジョイント厚みの違い?でしょうか。やはりネックポケットの厚みが元々ギターとして足りていないmidnight specialだから劇的に効果が出た?元々薄いmidnight specialのネックポケットはネックが受ける弦振動をボディへ十分に伝えられない。
そこで厚み足しを行うも同木素材ではなく、比重,密度?の異なる金属素材を用いる事によりヴァイブレイションの伝達に加速度が加わった。
そういう事じゃないでしょうか。
うんうん、1952レスポールのグロヴァー化(グローブ屋の諸君の養豚場)の時同様、極めて個人的な事象に対峙したソリューションだという事ですね。
しか〜しまだまだ課題は山積していますのよ。
まずは、バカ鳴りはイイけれど、レスポールに比べると5〜6弦あたりで感じる、中低音の「ホクッ」とした膨らみがない(これが別の意味でのエクスキューズですね)。
これはギターにしては少々致命的なので挟む素材の工夫がまだまだ必要か?
そして、ピックアップの特性が合わなくなってしまった。
元々高音域の鳴りが弱いmidnight specialには、オリジナルであるビル爺設計のローインピーダンスでトレブリーなピックアップがマッチしていたのですが、上から下まで出まくるようになったこのギターには少々キツ過ぎるかなと。
これについてもまだまだ現在進行形ですので順次リポートしますよ。
どうでしたか?読み応えありました?
世の人全てのギターには当てはまらずとも、我が家では何かがひっくり返るような大発見だったのです。
みなさんもmy大発見、我が家の大発明、お父さん天才!なんてことありませんか?ぜひ世の中に発信しましょう、タダで(許可局とか言ってないで)!
ムッシュ天才!
コメント
(ブリッジのとこの「へ」の字の角度かなと
思ってました)
でも研究テーマとしてやることがあるってイイことだ!と今更自分に言い聞かせて追求したいと思っています。
今後ともよろしくお願い申し上げます。