あれっ?ストラトの時にやってましたね。
またやってんの??
やってるんです。どれかというと
これにです。
ちなみに、この私のMIDNIGHT SPECIALはノブの並びが普通と違います。って私が並び変えたのですが。
普通はこうですよね。ブリッジに近い方からトグルスウィッチ、VOLUME、TONE。ちょっと離れてアウトプットジャック。
でもノーマルの状態で使うとなると、VOLUME、TONEをいじる時にジャックに差し込んだプラグに指が当たったりがどうにも。
やっぱこっちの方が使いやすいっしょ!
こうして並び変えれば、弾きながら小指でVOLUMEさっといじれるし、プラグ&ケーブルがつながるジャックは一番遠くに行くしね。
以前MIDNIGHT SPECIALのシリーズでご紹介した通り、このネックは「アイロン矯正跡あり」フレット低めのベタベタで超弾きにくく、ストラトで行ったフレット打ち直しのサウンドマジックにも憧れていっちょやってみっかとなり申した次第でござる。
このおかきともお別れ。
まあ、こんなにキレイになりました。
フレットはストラト時と同様のジャンボ。
♫手に入れっろ!尾崎のジャンボ♫とか言いながらポチッと。
国産なのですが、安いし、Rはつけてくれるし、ポイントたまったりでヤフオクで「国産(三晃製)フレット」で検索できると思いますが、いつもここから買ってます。
ん〜ジャンボっ!
さて、塗装もやり直しなんだから、ブッシュ挿入時にうっかり千切れちゃったGibsonロゴも修理しなくっちゃね。
しかし、Gibson補修用当時仕様デカールにはこの黒文字がどこにも見当たらず、どうしたものかと思案してましたが世の中にはこんなに便利なものがあるのですな。
入れ墨シール作成キット(入れ墨シールつったらアレか?ALIVE2かなんかのオマケ)なるこちらでデカールが自作できちゃうんだとか。
市販の補修用デカールでは上手く行った試しがなかったのですが、自作なら好きな数だけプリントできるであろうし、ついでにイタヅラもできるんじゃなぁいとニヤニヤしながら手に入れた次第。
して、どっかから70's Gibsonロゴをトレースして「黒デカール」を作成したかといえばさにあらず。
ただ黒ベタで作っても面白くねーじゃん!
なら、このMIDNIGHT SPECIALにふさわしい色合いのロゴとは?
ミッドナイトオアシスならぬ、真夜中の光景といえばパッとこの映像が頭に浮かびました。
ご存知(?)、KENNETH ANGERの"RABBIT'S MOON"です。
このミッドナイトダーク&ブルー色に浮かんだロゴなんて素敵じゃないですか。
このシーンを
こうして、
抜けたぞ。
でも私のMIDNIGHT SPECIALはもうちょっとグリーニーな印象なので、
あらっ、イイんじゃない?
もうちょっとコントラスト付けて、では、A4の原稿シートに出力してみましょう。
にゃはは、
『太陽と戦慄』は肩にミタっと貼り付けて、イザとなったら
「うぬ等、こいつが目にヘェンねえかっ!」
なんてやってみたいですね(どんな場面で?)。
いたずらはそこそこにして、でも"KEEP CALM"のYENIラクの広告コピーはナイスでしょ?
この入れ墨シートは、原稿は裏焼きで印刷します。
厚紙付きのシートにこの原稿をプリントしたら、薄い糊のついたフィルムを貼り付けます。
これがしっかりした糊で、市販の補修用デカール(反転でないタイプ)と大いに異なる点ですね。
そして、適度に周囲を残し切り取ったものからフィルムを剥がし(糊は原稿側にくっ付いているので)、転写する対象物に貼り付け、表面の厚紙に水を含ませると、するっと厚紙をズラし剥がしができキレイに転写できるというもの。
噂では、当時のFenderとかもこのタイプだったとか....
チビっとGの横っチョが切れちゃいましたけど、なかなかインじゃん?
グリーン系の部分は下の木目が透けてるってのもイイですねー。
元を知らなきゃ何のグラデーションか全く類推できるものでありませんが。
実はもう一つ白状すると、
ネックジョイントの穴を開け直した際に、ネジ山の一つを潰してしまったのですな(右下)。
これでは取り外すこともできずフレット交換どころの話ではなく、これがまたFenderとも違うサイズのネジなので途方に暮れていたのですが、テンはまだ我を見放さずにいてくれたのでした。
その名も"NEJI-BAZOOKA"
これで外れなかったらどうしましょと思っていたら、なんと目出度く"1st Bit"でクルクルすっぽり。
再接続の際も、山ナメの原因となった下穴をちゃんと深さを合わせてこのネジをそのまま使用し、バズーカでネジ止めできました。
フレット交換で当然生音も変わったんだから、コンデンサー選びもまたまた選び直し。
ストラトのコンデンサー選びの際に"MICAMOLD"かキャラメルマイカが合いそうかなと思っていまして、まあその通りだったのですが、1952 Les Paulに付いていたこのGREY TIGERの「ロックな」サウンドは、ストラトの「サークルD」同様、上に乗っかるマジカル成分を強く感じさせてやっぱりシビレましたよん。
かなり順調。
もう一歩かなぁ。
続きはまた今度ね。
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