metti una sara a cena
ある夕食のテーブルです@吉野家。
"metti〜"といえば、
うわぁ、MILVAの動画があった!
モッリコーネのこの超有名名曲を初めて聴いたのはMILVAのヴァージョンです。
もちろん、このアルバムで。
うっへ〜、価格がプレミア化してますね。
稀代の名盤、いずれは世に再度出されると思いますが、安く出た時には皆さん買って聴いてくださいね。
トップの写真に戻りますと、
以前は午時(ひるどき)に吉牛を大量の紅生姜で真っ赤にしている輩を見かけると、『お前は何をしに来てるんじゃ、このボケッ!』
と常々思っていたのですが、
『特盛りでご飯は並の半分ね♡』なんて呑み前提で発注した身にとっては、紅生姜の存在ってありがたいわ〜。
*でも昔の吉野家ってあんなに紅生姜の色真っ赤じゃなかったよね、むしろ薄い色とキツくない味が吉だったんだよな。何で変えたの?)
でも牛丼に冷酒2本なの? やーねー、オヤジっ!
まぁまぁ、何も早朝から牛皿肴に目真っ赤にして飲んでるわけじゃ無いんだから勘弁して。
そうそう、当時は酒類はお一人2本までだったんだよね。
今はそんな決まり無いのかもしれませんが、『吉呑み』がしっくりこない身としては、オールドスクールよろしく2本で切り上げたんですよ!
じゃぁ何の話なの?といえば、この緑色の日本酒のビンがなんともイイんですよね。
以前どこぞの吉野家で空き瓶ちょうだいって言ったけど体良く断られてしまいました。
中が透けてるから一升瓶から移すのもやりやすいしインだけどなぁ〜。いつか手に入んないかなと思っています。
緑色といえば、
おお、グリーングラスに覆われた庭園?
『プンプルプンパ〜ルップンパ〜ルップンパ〜』とか唄いながら湿った草の上をゴロゴロしてみたいってのはこのオープニングトーク。
「エルサレムブギー」を唄い終わると途端に鳥めらが一斉に虫をついばむ光景も見てみたいものですが、このシェパートンのLIVE
映像、昔っからGENESISの名ビデオとして有名なものですが、実は最近、アタマのお話部分はオリジナルですが、曲に入るともっと音の良いLIVE音源に音声を差し替えてYouTubeに上がってるのとかあるのは何だかなぁ〜。
こーゆーステイジなので曲の尺や展開がどの日もさして変わらないのでハメてみましたってのは、やった本人にとっては思い付きでしょうが、それってどうなのよ?
でも、オイオイ大丈夫かっ?て思うもっとヒドイのは、このシェパートンのビデオ全編を丸々別音源に差し替えて"HD"とか言ってアップしている動画。してさらに「スバラシイ」とかコメントしてる人がいるってこと。
『生っぽさの欠如』が浸透してしまったデジタル巷ならではの徒花なんでしょうか?
はぁ... よく観りゃ口等と合ってない箇所とかあるのがすぐ解ったりしてもそんな有様なので、「スバラシイ」とか言ってる人は、実はろくにちゃんと観てなかったりするんじゃ?
まあ、そんなインチキを上げる輩もそりゃいるでしょう、でも高画質でやるんだったらオリジナル音声を何でレストアして上げないんでしょね?
『イイもの作りたい』ってのとは別のベクトルで動いてるっちゅうことですな。
で、先の緑の庭園はどこの風景かというと、
これの中身、レスポール用ケースのインナーワールドだったのです。
エンブレムのどアップがこちら。
東海楽器のヴィンテイジリイシュー最初の黄金期に付いていたケースです。
あの頃のTokaiはすごかったですね。
ストラトでもレスポールでも、よくある立派なカタログでなく、ヴィンテイジレプリカのこだわりを「手書き」イラスト(写真でないのも斬新)で書きまくったフリーペーパーを配布していて、当時の高校生の旺盛な知識欲を大いに刺激したものです。
おまけにレスポールモデルのヘッドに書かれた文字が"Les Paul REBORN"ですからね。
大いに刺激された私も貴重なバイト代でチェリーサンバーストのLes Paul REBORNを買いました。
そのREBORNにはそれまで見たこともなかったブラウンケースが付いていまして(別売りだったかな?)、どピンクのインナーケバケバにも大層びっくりしたものです。
50'sブラウンケースを再現すべくのこだわりで製作されたのでしょう。
そのブラウンケースと同時期の黒版がこちらになるのかな?
ご覧の通りのスリムなプロポーションと、そして何と言っても最大の特徴が、
激軽!!
なんですねーこれが。
私も人に言えないほどの根性なしですから、レスポール(私のはどっちも大して重くありませんが)をハードケースに入れて持ち歩くなんて重労働には耐えられないっ!と出かける予定もないのに妄想してしまうのです。
そんな時にこの極軽量ケースは天からの授かりもの!
何と、2.9kgしかありません。
今までの経験からだと、おそらくレスポール用では一番の軽さじゃないでしょうか。
SKBのケースも確かに軽いですが、あのアルミの縁取りとか、やたらと出っ張った留め具が嫌でとても気が向きません。
GATORも軽い方なんでしょうが、3.56kgというし、なかなか3kgを切るものにはお目にかかれません。
'79年の赤レスポールを入れて見ましたが、蓋を閉じて持ち上げると、一般のハードケースの重さに慣れていると
『えっ?これギター入ってんの?どんだけ軽いギター??』となり、
試しにケースだけで持ち上げてみると、
『一体何でできてんの?例のまたロズウェルUFOのリバースエンジニアリング?』
とか、とにかく驚愕の軽さなのです。
このTokai黒ケースは’80年頃のものでしょうから、今となってはそれこそ幻扱いでしょうが、実は最近までこれとほぼ同じ(多分同じケースメーカー製の)、しかもブラウンケース内張りどピンクが存在したというお話を次回いたしましょう。
今回のブログタイトルは何もトップの吉野家写真のことではなくて、ケースに入ったレスポールね。
"GOLD"は次回登場しますよ。
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