はい、では「金」です。
この金ですね。
後ろに洗濯物が写ってるのがなんとも言えませんが、写真をいろいろ探していたら、P-90時代のものが出てきました(トラピーズ→ラップアラウンドの改造のみ)。
この質実剛健な佇まい、捨てがたいものがありますなぁ。捨てましたが。
このトップのカーブ!バースト期とはまた違った初年度独特のものだそうです。
ではケースのお話のつづきと行きますか。
ケースといえば、
ZEP初期の写真(UNI VOX社の広告)で、Wネック&ケースの隣に横たわっているのは、おそらくNo.1レスポール(1958年製)の『ブラウンケース』ではありませんか?
ボロボロになったエッジをテープで補強してバンドのロゴ入りといった風態でしょうか。
当時はツアーケースやらなんてものはまだまだ登場していないご時世でしょうから、50年代のブラウンケースをそのままツアーにも使用していたのでしょうが、あの薄っぺらいケースで心許なくはないのかなーなんてお話が今回です。
この'52年ゴールドトップを手に入れた時には、ブラウンケースのいわゆるフラットタイプと呼ばれる、蓋部に盛り上がりがなく、まだら模様もないまっ茶色のものが付いていました。
これもレスポールケースの初年度ものというわけですな。
してとしや君ははたと思いました。
大枚叩いて手に入れた生涯の友となるであろうこのギターを大事にするのはもちろんだが、持ち運びの時はどうしよう?
そこで思案し思いついた計略を、当時なぜか時間がたっぷりあったので実はレポート風にまとめてあったのですな。
もともとパワポでこしらえたものでしたが、このブログに転載するにあたって、Googleドライブなるサービスにアップし、スライドで閲覧できるようにしてみました。
macやPCでご覧になる方は、ちょろっと出てくるツールバーの
赤丸のボタンで是非全画面にしてご覧ください。
30秒でページが変わりますが、もちろんエンターキーや矢印キーでもページがめくれます。
スマホやiPadなんかでご覧になる方は、大きさはピンチで調節してください。
今見ているページをタップすればページが変わります。
ではどうぞ。オリジナルのトラピーズブリッジ等、どこもかしこもオリジナルのままの姿や、オリジナルのブラウンケースも登場しますよ。
CASE MODIFY
いかがでした?
しかし、残念ながら現在このマルエ製LP-180は廃盤になってしまったようで入手不可なのです悪しからず。
マルエの自社サイトもいつの間にか無くなってしまったようです。
他のタイプは販売されているようなので、いつか復活してほしいですね。
ちなみにネックポケットにはいくつかヴァリエーションがあったようで、個人的には、私のこのタイプが一番安定すると思うのですが。
レスポールでもSGでも、ヴィンテイジの本物をお持ちの方は、ネックの仕込み角とケースのマッチングは今一度チェックして見てくださいね。
ではでは。
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