essential

皆様お久しぶりです。お元気ですかって、ブログが１ヶ月空いたからっていつも通りか.... 

おっと、はて面妖な！

裏通し穴を無き者にしようぞとピッカリ輝くテイルピース。
よもや、あれほどまでにお気に入りだとか宣っていたMIDNIGHT SPECIALの根源的構造に無体な仕打ちを施し遊ばれたか!?

うん。着想はこの映像からね。

古原氏、ゼマティスカスタマイズのL6S SPECIALを弾く図な訳ですが、元々のL6Sスペは弦裏通し。それをストップテイルピースにするからには何かしらの匠の企みが発生してるに違いないと。

まぁ、ただ単にテンションキツ過ぎるってのが理由でもありますが。

しかし、その検証行為以上の熱を持ってこの名演をあらためて私目がまざまざと食い入るように見詰めたのはこちらだから。

そう、レーザーディスクですよ！

オフィシャルにはDVD、ブルーレイ化されていないこの映像ですが、以前ご紹介したMC5、PRINCE、ケイティ等々と同様、ならばこその非圧縮(?)濃厚動画で堪能しまくれるわけでしょ？

チラチラノイズが出たりはもちろんありますが、この映像の濃さ。
くっきり細かい所まで解るこのリアルな映像で、ひとつ気づいたことがありました。

こちらはネット画像検索。

 
で、こちがレーザーディスク画面をiphoneで撮ったもの。

わちゃ〜、こりゃ実際観てるリアル映像とは程遠いボケボケ画像ですが、どこに注目したかというとこちら。


なんと、マイク古原氏の使用ピックは、私目と同じHERCOのFLEX 50であったのでした。

元々ピッキングが強過ぎると、高校生の頃から友達に指摘されていた私目が数年前からならばと持ち替えたピック。
また、そのはじき具合からブライトな抜けも併せ持つこの好きな人は大好きピック。

硬さでいうと、ナイロン製なので一概には言えませんが、セルロイドの"THIN”に近いかもしれませんね。
それだけグニャグニャな柔らかさのピックなのですが、慣れるとこれ以外には一切触手が動きませぬ。
『これじゃなきゃダメ！』なレジェンダリーミュージシャンも多いピックだということは最近ポロポロ出て来て耳に目にするようにもなりました。

自分のピッキングを今更見つめ直してみようじゃないの？なんて思い始めた方には結構なヒントとなるピックかもよ？

さて、MIDNIGHT SPECIALのブリッジ周辺についてはまた次回ね〜。