このところまとめて色々観た映画の中で、いちばん後引いたのがブロンソン『メカニック』。
後引きポイントがいくつもあって、この後引く加減がいい映画の証拠でしょうか。
その中でちょっとどん詰まりに不明なのが、”casa de fiori”。

出張先(?)のナポリでジャン=マイケル相手に、殺しのイロハのイの字はどう書くの、こうしてこうして... という神髄を、この『ナポリの地酒』を味わうことに例えてのたまうのですが、
このロゼ色のワイン?についてネットで調べても何にも出てきません。
”casa de fiori”=お花の家?というこの名のおチャケを是非味わってみたいのですが、もしや、架空のものなのでしょうか?
「国外になかなか出ない」とか「10年ぶり」とか言うブロンソンのセリフが、いかにも『奥義』の様なテイストだし、結末でジャン=マイケルが仕掛ける罠での使われ様。
ん〜、振り返れば振り返る程『意味深』でございますなぁ。
イキな映画だぜ。
もひとつ言うと、時折見せるブロンソンのスマイル。
「狼よさらば」のカージーさんの様な不気味なものではなく、『終活』にいそしむ心から来るある種の清々しさを意識して表情に表している様なスマイル。
でも結末はあの通り。伝承でもあり決闘でもある。
イキな映画だぜ〜!
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