ナ〜ポリィ〜、フォルトゥ〜ナミーア〜♫
ナポリピッツァ Pizza Napoletanaに挑戦中。
ナカナカむづかしいゾイ!
イーストは生ビール酵母じゃなきゃ駄目?
インドカレーの際のチャパティの時の様に、綺麗に膨らむ黄金ポイントが鍵なのかなぁ?
「また始まったよ!んなんおウチじゃ無理に決まってんじゃん?
例えばこんなお寿司みたいのシロートが出来る訳ねぇっしょ?」
フツーはそりゃそうね、となるのでしょうが全く同じ様には出来ずとも、そこで『何が解ったか』が一番大事なのですよ!
もう何回もこういう話してるので、皆さん解ってますよね?
さて、最近模様替えをしてスピーカースタンドなんてものを拵えたおかげで、またまたレコード聴きまくりの生活に戻れて何よりなにより。
ご覧のアルバムは私の女王様、Mina (ミーナ、Mina Mazzini)様でございます。
ちなみにこのお方はナポリではなく、ストラディバリウスでおなじみのクレモナ出身。
Minaについて書くのはもしかしてブログ乗り換えてからほとんど初めてかもしれませんが、言わずもがなの存在であることは間違いないのでくどくどは言うますまい。
ある人が言いました。
『ロックでもそうでしょ?イタリアンポップスも60年代後半から 70年代前半がイチバンイイんですよ。』
やっぱり何かありますね。
その頃のMinaのお写真はこんな感じです。
昔は高田馬場のマンションの一室を訪ねてPAL変換のダビングヴィデオを売ってもらったりとかヨヲロッパものは大変でしたが、ネット社会になるとYouTubeの恩恵受けまくりで当時の映像観放題!という歓びも束の間に燃え尽きて、ここ最近、Minaの動画はことごとく権利者(主にRai)によって削除されています。
あっチクショー、あれもこれもダウンロードしとくんだった!なんていっても後の祭り状態だったので、以前からその存在は知っていたこのDVD BOXをついに購入しました。
Mina Gli anni Rai DVD BOX
もっと簡易ジャケットのものが先ずイッタリア国内で発売され(聞くところによるとイッターリアのkiosk的なルートで売られていたとか。デアゴスティーニ的マーケティングでしょうか?
その後、少々豪華化したこのパッケージのBOXで再発したと言う次第。
これ全部同じ人。50年代後半デビューですから、70年代までとはいえこの様々なスタイル。
これまたMinaならでは。
凝った作りですね。
ブックレットもなかなか。
音楽史に残る、このピアソラとの共演ももちろん入ってます。
で・も・ね、
画像が全然レストアされてない!せっかく出すんだったらちゃんと綺麗にしてよ〜!
ディスクローディングのクレジットにはMina自身のレーベル"PDU"も出てくるのですが、PDU主導でリリースされたものではないのが痛いところでしょうか。
しかもしかも、この年代映像の白眉、ルチオバティスティとの共演がない!!
当然入ってるものだとみんな期待したはず。
林家ペーと松尾和子の共演ではありません。
かつてYouTubeにあったものはちゃんとキレイなだったので、つくづく残念。
70年代前半MINAの黄金期を支えたのが、このバティスティ(作曲、作詞=モゴルとのコンビ)の曲群。
互いのレパートリーをメドレーでという、あちらでもテレビがまだいい時代の一コマ。
後ろの方で顎に手を当て、「んなスッカスカの楽隊屋の伴奏でええんかいな?」なんて顔してるのは
かのジャンニフェリオでしょうか?
アコギガイが弾くのは私のと同じFENDER PALOMIONO?
デアルモンドのピックアップ付きとはますます一緒!
でもまぁ安心したのは、私が世界でいちばん好きな唄"Se Telefonando"のあの映像はしっかり入ってます(こちらもdailymotionから少々画像は悪いですが貼っておきます)。
多くのイタリア人が、『世界で最も優れたカンツォーネ(唄)』と標榜する、このエンニオモリコーネ作曲の大名曲。
ちなみにモリコーネはガス料金を払うべく列に並んでいた時にこのメロディをオツムの中で完成させたそうです。
少し前に「アメリカンアイドル』的な番組が世界中にはびこった時には、この曲を引っさげてTVコンテストに出場するイッタリーのお嬢ちゃん坊ちゃんのなんと多かったこと。
しまいにはプロの歌手の間でもこぞってカヴァーしだす始末。
その模様はネットで今でも観ることができますが、案の定、誰一人としてMinaを超えることはもちろん、肩を並べるイイ線まで行った人は皆無です。
発声の余裕が違うんだよな。
声を出すのに精一杯、フレーズのお尻もただ伸ばすだけで勘弁してチョ。となって、それってプロのあなたにとってイイことないんじゃん?なんてお節介を言いたくなる始末。
Minaは幼少のみぎりから声楽のトレーニングを積んだと言いますから、このDVD BOXの随所にその音程の正確さやハーモニー、緩急等々を見つけることができます。
そういえば以前ある素敵なお姉さまから、『ミーナは歯が前に出てるからね。唄上手いのよ』なんてことを教えてもらったことがありますが、確かにそうですね。
身長178cmの立派な体格、あの下っ腹の強さ、故にみんなが精一杯のところでもう一段グッとくる歌唱を聴かせ、そりゃイタリアンポップスの女王の名を欲しいままできるわけだ。
何というか、?素の作り=体格や声に恵まれて、?小さい頃からの修練を積み、?あらゆるテクニックに順応できる素晴らしい歌い手。うむうむ。
あれ?これって、?を固くて軽いネックとその他ボディ等の素材、?が戦前からの職人の技、?が出来上がった至極のインストゥルメントとすれば『50年代のレスポール』だよね。言ってみれば。
その魅力に惹かれるのもそういうことです!なっはっは!!
?に関しては、70年代に入るとぐっと大人の魅力が増してくるのがよく解る音源がYouTubeにありました。
"La voce del silenzio"
ナポリ出身のTony Del Monacoがサンレモ音楽祭に出場した際の曲がオリジナルですが、Minaの名唱によってさらに大ヒットと化したという女王様ならではの曲です。
最初は1967?年の熱唱を。
で、お次は1970年のもの。
1:45と3:05からのサビ
♫ e io ti sento amore
ti sento nel mio cuore
stai riprendendo il posto che ♫
アンダーラインの"che〜"の腹から頭のてっぺんまで鳴り響いてるヴィブラートは本当に素晴らしっ!
まだ全てのDVDを観たわけではありませんが、すでにDisc1(1972-1978)ばっかりリピートしてる日々が続いてたりします。
その日のヤなこととかぜ〜んぶ忘れて浸れるなんて、ロック聴き始めの頃みたい。恐悦至極とはこのことか。
実はこのDVD BOXは中古でebayで購入したもので、外箱にはややヤレが見受けられます。
上の写真は、「あれ?ブックレットでも入ってたのかな?」といった隙間が空いていまして、どうも安定しません。
それではと、Mina自身のPDUから正式に発売されたプロモ集と、1972 BussolaクラブでのLiveDVD(どちらも薄手パッケージ、これらについてはまたいつかね)を突っ込んでしまいましょう!
スペチアーレなBOXじゃ!
"BRAVA MINA!"
ナポリピッツァ Pizza Napoletanaに挑戦中。
ナカナカむづかしいゾイ!
イーストは生ビール酵母じゃなきゃ駄目?
インドカレーの際のチャパティの時の様に、綺麗に膨らむ黄金ポイントが鍵なのかなぁ?
「また始まったよ!んなんおウチじゃ無理に決まってんじゃん?
例えばこんなお寿司みたいのシロートが出来る訳ねぇっしょ?」
フツーはそりゃそうね、となるのでしょうが全く同じ様には出来ずとも、そこで『何が解ったか』が一番大事なのですよ!
もう何回もこういう話してるので、皆さん解ってますよね?
さて、最近模様替えをしてスピーカースタンドなんてものを拵えたおかげで、またまたレコード聴きまくりの生活に戻れて何よりなにより。
ご覧のアルバムは私の女王様、Mina (ミーナ、Mina Mazzini)様でございます。
ちなみにこのお方はナポリではなく、ストラディバリウスでおなじみのクレモナ出身。
Minaについて書くのはもしかしてブログ乗り換えてからほとんど初めてかもしれませんが、言わずもがなの存在であることは間違いないのでくどくどは言うますまい。
ある人が言いました。
『ロックでもそうでしょ?イタリアンポップスも60年代後半から 70年代前半がイチバンイイんですよ。』
やっぱり何かありますね。
その頃のMinaのお写真はこんな感じです。
昔は高田馬場のマンションの一室を訪ねてPAL変換のダビングヴィデオを売ってもらったりとかヨヲロッパものは大変でしたが、ネット社会になるとYouTubeの恩恵受けまくりで当時の映像観放題!という歓びも束の間に燃え尽きて、ここ最近、Minaの動画はことごとく権利者(主にRai)によって削除されています。
あっチクショー、あれもこれもダウンロードしとくんだった!なんていっても後の祭り状態だったので、以前からその存在は知っていたこのDVD BOXをついに購入しました。
Mina Gli anni Rai DVD BOX
もっと簡易ジャケットのものが先ずイッタリア国内で発売され(聞くところによるとイッターリアのkiosk的なルートで売られていたとか。デアゴスティーニ的マーケティングでしょうか?
その後、少々豪華化したこのパッケージのBOXで再発したと言う次第。
これまたMinaならでは。
凝った作りですね。
ブックレットもなかなか。
音楽史に残る、このピアソラとの共演ももちろん入ってます。
で・も・ね、
画像が全然レストアされてない!せっかく出すんだったらちゃんと綺麗にしてよ〜!
ディスクローディングのクレジットにはMina自身のレーベル"PDU"も出てくるのですが、PDU主導でリリースされたものではないのが痛いところでしょうか。
しかもしかも、この年代映像の白眉、ルチオバティスティとの共演がない!!
当然入ってるものだとみんな期待したはず。
林家ペーと松尾和子の共演ではありません。
かつてYouTubeにあったものはちゃんとキレイなだったので、つくづく残念。
70年代前半MINAの黄金期を支えたのが、このバティスティ(作曲、作詞=モゴルとのコンビ)の曲群。
互いのレパートリーをメドレーでという、あちらでもテレビがまだいい時代の一コマ。
後ろの方で顎に手を当て、「んなスッカスカの楽隊屋の伴奏でええんかいな?」なんて顔してるのは
かのジャンニフェリオでしょうか?
アコギガイが弾くのは私のと同じFENDER PALOMIONO?
デアルモンドのピックアップ付きとはますます一緒!
でもまぁ安心したのは、私が世界でいちばん好きな唄"Se Telefonando"のあの映像はしっかり入ってます(こちらもdailymotionから少々画像は悪いですが貼っておきます)。
多くのイタリア人が、『世界で最も優れたカンツォーネ(唄)』と標榜する、このエンニオモリコーネ作曲の大名曲。
ちなみにモリコーネはガス料金を払うべく列に並んでいた時にこのメロディをオツムの中で完成させたそうです。
少し前に「アメリカンアイドル』的な番組が世界中にはびこった時には、この曲を引っさげてTVコンテストに出場するイッタリーのお嬢ちゃん坊ちゃんのなんと多かったこと。
しまいにはプロの歌手の間でもこぞってカヴァーしだす始末。
その模様はネットで今でも観ることができますが、案の定、誰一人としてMinaを超えることはもちろん、肩を並べるイイ線まで行った人は皆無です。
発声の余裕が違うんだよな。
声を出すのに精一杯、フレーズのお尻もただ伸ばすだけで勘弁してチョ。となって、それってプロのあなたにとってイイことないんじゃん?なんてお節介を言いたくなる始末。
Minaは幼少のみぎりから声楽のトレーニングを積んだと言いますから、このDVD BOXの随所にその音程の正確さやハーモニー、緩急等々を見つけることができます。
そういえば以前ある素敵なお姉さまから、『ミーナは歯が前に出てるからね。唄上手いのよ』なんてことを教えてもらったことがありますが、確かにそうですね。
身長178cmの立派な体格、あの下っ腹の強さ、故にみんなが精一杯のところでもう一段グッとくる歌唱を聴かせ、そりゃイタリアンポップスの女王の名を欲しいままできるわけだ。
何というか、?素の作り=体格や声に恵まれて、?小さい頃からの修練を積み、?あらゆるテクニックに順応できる素晴らしい歌い手。うむうむ。
あれ?これって、?を固くて軽いネックとその他ボディ等の素材、?が戦前からの職人の技、?が出来上がった至極のインストゥルメントとすれば『50年代のレスポール』だよね。言ってみれば。
その魅力に惹かれるのもそういうことです!なっはっは!!
?に関しては、70年代に入るとぐっと大人の魅力が増してくるのがよく解る音源がYouTubeにありました。
"La voce del silenzio"
ナポリ出身のTony Del Monacoがサンレモ音楽祭に出場した際の曲がオリジナルですが、Minaの名唱によってさらに大ヒットと化したという女王様ならではの曲です。
最初は1967?年の熱唱を。
すげーなー
で、お次は1970年のもの。
♫ e io ti sento amore
ti sento nel mio cuore
stai riprendendo il posto che ♫
アンダーラインの"che〜"の腹から頭のてっぺんまで鳴り響いてるヴィブラートは本当に素晴らしっ!
まだ全てのDVDを観たわけではありませんが、すでにDisc1(1972-1978)ばっかりリピートしてる日々が続いてたりします。
その日のヤなこととかぜ〜んぶ忘れて浸れるなんて、ロック聴き始めの頃みたい。恐悦至極とはこのことか。
実はこのDVD BOXは中古でebayで購入したもので、外箱にはややヤレが見受けられます。
上の写真は、「あれ?ブックレットでも入ってたのかな?」といった隙間が空いていまして、どうも安定しません。
それではと、Mina自身のPDUから正式に発売されたプロモ集と、1972 BussolaクラブでのLiveDVD(どちらも薄手パッケージ、これらについてはまたいつかね)を突っ込んでしまいましょう!
スペチアーレなBOXじゃ!
"BRAVA MINA!"
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