何穴なんか埋めちゃってんのさー。
えー、もしかぢてやっちゃうのー??
やっちゃいましたー、4点留め化!
数ヶ月前に、3点留めでもしっかり留まってて、丸っこい三角プレートもいいよねなんて言っていたのは確かですが、「男はやっぱりストラトかしら」シリーズの白→サンバースト76年ストラト、こちらと
その、弾き比べをするとですね、サンバースト76年のなんと弦の響きの良いことよ!弦を弾くと、ボワーンと左右に広がって振動してますよね、それがだんだんと振幅幅が狭くなって振動が弱くなってくる。しかしその振動の仕方が、アンティグア79は、一回広がってすぐ狭くなってまた広がってというのを繰り返しています。弦によってばらつきもあるしね。イイ音ではあるのですが、この辺が音に出ちゃってるのは確かです。じゃったら、アンティグア79もサンバ76みたいに4点留めにしちゃえばインじゃん?なんてささやきはずっとオツムに聞こえていたのは確か。でも、やってみて変わんなかったらどうすんのさー、やっぱ76と79じゃネックの質(硬さ?)が違うってことになって、首無しアンティグアこと形無し三度笠で、ネック探しの長い旅に出なくちゃならないハメになるのかなーと、実は昨日5秒ほどは考えもしたのですが、またぞろ出ましたとしやくんのポジティブシンキング「ンーニャ、きっと上手くいくはずじゃ‼」ということで、最初の写真の状態に仕込んで夜が明けたのです(もちろんボディ側も一回埋めました)。さぁ夜が明けたぞと、5時半に起床し、パンとハムエッグとスープを朝食に平らげ、6時から作業再開!
出っ張ってる丸棒を先ずはノコで切り取り、周囲と同じく平らにするのに使ったのはこの道具。ノミじゃないんですよ。レザークラフト用の何とかいうもの。だいぶ以前、アンプのハンドルを作った時に小型のこの辺の道具を揃えた事がありました。
刃先のスラントが両面についているもので、ノミでするより周囲を傷つけずに上手にできまし
た。私はね。
ということで目出度く4点留め化出来たわけで、肝心の音はどうなったかというと、「シャランラ〜」ブログのタイトルにまある通り、真珠の涙ならぬ、爽やかな生音が響き渡り、先ほど述べた弦振動も綺麗に収まるようになりました。サンバ76がまだ白だった頃、初めて4点留めを行った際と同様「高音の響きも良くなり、確実にソリッドな鳴りと響きを奏でています」まさにその通り。ホントにそれって良くなったってことなの?という疑問にもお応えする自信はあります。その答えとは、「52年レスポールの響きに近くなった」ということです。先日会社の人に、「エリクサー」って弦があって、これが長持ちするんだよ。最初はちょっとこもってるかなぁって思ってもそれが続くんだよね。なんて話を聞いたときに思わず言いそうになってしまったのが、「いやいや、うちのレスポールは弦取替えなくってもずっとイイ響きですよー」グッと我慢しましたが、ホントなんですよ。まぁ、スタジオで熱演して大汗かいちゃったら流石にですけどね。でもホント、52レスポールはいつ弦替えたのか覚えてません。それくらい、ジョイントって大事なのということですよ。そうそう、それと大事な事は、「鳴らそうと思って力を入れてピッキングしなくてイイ」ということ。先の様に、爽やかに振動している弦に、チョンとピックを合わせるといった感じ。これはイイですよ。まだ弦を張る前、ネジを4本締め切った時には不安も大分ありましたが、かっちり固まったジョイント周辺を触った時に、木が鳴ってるんですよね。これはサンバ76を塗装した時に、ボディを触っているとカランコロンとイイ音を立てていたというのと同じ現象が起きていたのです。あれ?と思って、軽く指で叩くと、そのコンコンという響きがボディを鳴らしているというか...たぶんこういうことなんですよ、大事なことって。結果は大満足、むしろサンバ76より良くなったくらい。70年台後半のFenderネックが質が悪くなったのか?という疑問も、そうでもないんじゃない?もしくは全てとは言えないんじゃない?ということですかね?知らんけど。そういえば、先日まだ入れっぱなしだったデジマートのアラートに70年代アンティグアストラト(右用メイプルネック)の通知があり、重量が確か3.5kg前後ということで、ほー、これは一見の価値有りかと買えもしないのにブックマークに入れてあったのですが、即売却済みだったのか、デジマートからも消えてましたね。メイプルネックどうなんですかね。私が昔買ったメイプルアンティグアはゲキ重個体だったのですが、どうなんでしょうねー。手に入れた方は幸せですね。だって、当時のアンティグアカラーはリイシューじゃ再現できないし、で軽いんでしょ?それはラッキーですよ。ピックアップ等も当時ものですからね。いーなー。そうそう、ところで、この写真に抱く違和感といえば2つありますが、お分かりですか?
ちょっとジョイントネジの頭が大きいですよね?そう、これはこう言ったカスタマイズをする時に、いつも鉄製のネジで新品を手に入れてるんです。これがオリジナルと微妙にサイズが違うのか、ちょっと太めなんですよね。でもそこも気に入ってます。それと、この不要になった(前から使ってないけど)マイクロティルトの穴はそのままなの?4点留め化あるあるだけど、ちょっとカッコわりぃよね。タッチアップ塗装は色が微妙すぎてダメだから、何かで塞ぐ?で、結局、
なんと!
HAL9000!たまたまピンバッジを見つけて、コートの襟とかにつけていたんですが、自分が人間なんだかよく分からなくってもいやだし、進化競争で負けちゃうんです私って言ってるみたいだから外してしまってあったんです。そういえば、以前こんなものも作ってましたね。
まだ使ってますよ。"...I don't think he can hear us" ラブとしや ブログID39ネックの個体差や、ボディの重量、鳴りやすさが鍵だとは思いますが、4点留め、絶対アリです。次また70年代のストラトを手に入れる機会があるかはわかりませんが、絶対またやるでしょね。それくらい大事な事が分かりました。
コメント
じゃんぼと申します。
時々、楽しく拝見しています。
ベース弾きです。
聴いている音楽はロック、ブルース、ソウル、ボーカルなど取り留めないですが、楽器が好きで、中古パーツを集めた自作や、部品交換などのDIYでこのブログはとても共感します。
またアンプも大好きでハイワット・アンペッグ・アコースティックなどを集めています。
これからも時々、覗きにお邪魔しますので、宜しくお願いします。
個人的な思いと思い入れで気まぐれに綴っておりますので、共感いただける方がいらっしゃるとは、感激しきりです。
素晴らしいアンプの数々をお持ちなんですね。
いつでもお気軽にコメントくださいませ。
過去記事等でご質問などございましたら、お気軽におっしゃってください。
では、今後ともよろしくお願いします。