セピアカラーは墨の色


なんだそうです。

セピアとはコウイカのこと。

これじゃ、これ。

美人画がプリントされてる袋でおなじみの「吉池」で購入。
何を作るかと言えば、もちろん『イカ墨パスタ』でござります。

で、標題ですが、『セピア』とは、元々このコウイカのこと。
このコウイカの墨がその昔は印刷で使われていて、経年とともにその黒みが褪せて褐色になることから、転じてノスタルジーの代名詞になったのだとか。

して、イカスミパスタを拵えるには、このコウイカの墨袋だけではあの様な漆黒の世界にはまだ足らないので、イカスミペースト="nero di seppia"なるものを使います。

今まで使ってた『ポレンギ』ブランドのペーストは、魚網を模したネットに、プラスチックの小さなボトルがゴロゴロ各4g入り。
しかし、最近何処へ行っても見当たらず。
試しにアマゾンヌで検索したらヒットしたものの、はて4個入り?
あれっ?以前は5個入りじゃなかったかなぁ。
思い違いでしょうか?
それとも、網元の事情でしょうか?

さらに検索すると、理想的なものを見つけました。

なんと、たっぷり180g入り。
一番下にリンクも張っときましたが、
ポレンギが4g X 4個で¥535(送料別途)、
こちらのモンテベッロが180gで¥1,901
単純に1gあたり1/3以下の価格!
贈粘剤が入っていますが、安全なものだそうです。

しかも広口瓶ですから、

ほれほれ、好きなだけすくって漆黒の鍋宇宙を創造できるわけです。

理想的とはまさにこのこと。
プラスチックの小ボトルや袋状のものは、どうしてもパッケージ内にペーストが残ってしまい、勿体ないのでいちいち切り裂いて小さな器の水に溶いてソースに加えたりと、何だかなーという始末。
一方この広口瓶タイプは、必要な分をスプーンですくってそのまま鍋へ入れ、シャカシャカ溶かせば無駄は無いっちゅうわけ。

写真のコウイカ3バイで、約8人前のパスタソースを拵えて、小分けにしてストックしました。
なんとまぁ、コウイカの身の軟らかくておいしいこと!
肝心のペーストの味は、風味は柔らかめですが、味は良いですな。
いつもはすぐにパルミジャーノをドバドバかけてウマウマしますが、チーズ無しでもいいくらい。
��以前も何処かで書きましたが、魚介類パスタで例外的にチーズが合うのです。
今までは、近所のスーパーで適当に買って来たイカでやってましたが、臭みが出ちゃったりね。
コウイカがまとめて買える時にはまた作ってみましょ。


 


 


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