コイルの昆布締め


最近「昆布締め」に凝ってます。


天然平目〜。『ただしアニサキスにご注意』って値札に書かれてもー。


ていだ、てい!こちとら江戸っ子よ〜ってウソ。


『アニサキスに御用心』って値札に印字されても〜、と思いながらも昆布で全面カヴァして、さらにラップでぴっちり巻いて冷蔵庫へ。


甘海老も!

そりゃ結構なご趣味だけど、やたら引っ張ってるダンエレクトロと何か関係あんの?
ありまんがな、これよ!


そうです。リップスティックピックアップのことです。

ダンエレサウンドのキモはやはり、このある意味ドンシャリ系のピックアップだったりします。
そんでこの金属製のカヴァの中身が....


昆布締めじゃっ!

どうやって巻いたんだろーのコイルを包む利尻昆布?
この写真は、例の大図鑑からのもの。そりょうそうでしょ、こんなデリケートな構造だって分かってたら分解なんか怖くてできませんよ。

では各抵抗値を測ってみましょう。

テキトーに取り付けたにしてはナイスバランスですな。
しかしヴィンテイジのFenderやGibsonが7〜8kΩですから、かなり小さいですね。
だからって非力かといえばそうでもなく、しかも独特の音色。
レスポール氏やビルローレンス爺がローインピーダンスピックアップにこだわったのと共通するんですかね?

で、さっきのキャビティ写真の右上に見えるコア材をアップにしてみると、

“183”に見えなくもないですが、“18”ですな。

ダンエレクトロのシリアルはいろんなパターンがありますが、ここのトコロにスタンプされるのは、最初の1桁2桁はその年の何週目か、その次の数字は年の下一桁。

ということは、このダブルネックは1958〜1966年に作られたモデルでありますので、私の手にあるこちらはつまり、初年度の第1週に作られた超初期モデル‼
ヌハハ、オレのレスポールもダンエレ3923(ダブルネック)も初年度じゃ!スゲ〜‼

ホントかよー?

ではこちらもどうぞ。


このCTSのダブルポットのコードは137831。137はCTSのこと。続く8は1958年製。50年代は一桁表記なんですな。

ねー、ホントでしょ?


コンデンサーはピラミッド⁉
ん〜、どんな音になるか待ちきれませんねー!

まぁまぁ、ちょっと一息入れましょ。


昆布締めはそこそこ時間がかかりますし、どこまで行けるかもワクワクしますので、一緒に買ってきたあん肝とホタテでお寿司!
握り方がメチャクチャですが、むちゃくちゃ美味しかったですよ。

ではまたねー。

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