グローブ屋の諸君の養豚場2


またもや手に入れてしまったヴィンテイジグローヴァーペグ。


ね?誰かさんでお馴染みのパーロイドのツマミ。
現在もグローヴァー製のバンジョー用ペグで基本これと同じパーロイドのつまみがあって、まんま付け替えることも可能だったりするのですが、ちょっと角張っていて、こちらの乳白色不透明(アイヴォリー?)丸エッジとは雰囲気違うんだよね〜。

ハイ装着。

今回ヘッドの加工は一切無しで付け替えることが出来ました。

裏側の刻印はこの通り。


この時期の本体はヘッド側とペグ側が別のパーツで、合わせ目に大丈夫かな?と思えるほどの結構なすき間が空いちょります。

でかいワッシャーとそれに比べて小さいナットがイイですね。

全体図。

ボディの赤とアイヴォリーパーツ、側面の赤いヘッドとアイヴォリーのペグヘッド。
思わぬマッチングーな仕上がりに見た目も満足、そして、

いやぁ〜、前回のグローヴァー装着の時もそうでしたが、今回メイプルネックとはいえ、グローヴァーの重量その他による弦振動のいい具合のタイトさにはしてやられました。
大変すばらしい!

レスポールペグのグローヴァー化に否定的なご意見数あれど、アレだけの当時乗せ替えられたレスポールが存在するということは、ロトマチックペグのカチッとした頑強さ以外にも大きな理由があると睨んだのはやはり間違いではなかったことが、こうしてやってみて解ったりするのですな。

それぞれのご意見があってしかるべきですが、自分でやってみて発見できたことは、他の何事にも繫がって行く大きな意味を持っています。受け売りや人の言うことに惑わされることも無くなるという訳。

でもその先に待っているのは、こだわりまくって誰にも理解されないという事態なんじゃないの?
なんてご心配の向きもありましょうが、こだわりまくっているのは『自分の音』を作る『過程』のことであって、出てくる音にその手法が透けて見えてしまう訳ではありますまい。

おいしいおでんは美味しいのであって、その味に至った数知れない試行錯誤の苦しみが味に出てる訳じゃないもんね。
そう、最近おでんに凝ってます。
といってもタネは買ってくるだけなので、出汁引いて味付けをシンプルにね。

翌朝は残ったお汁でご飯焚いてモミ海苔乗せれば、朝から至福が訪れてよ。


 

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