このスウィッチなんとかしたいんだよなぁ。
もちろん左(STANDBY)はオリジナル。右の何がしかの理由で交換されたであろう"MAINS"の方を左同様のリングナット付きのにしたいのよ。
もひとつはこれ。
何だか判んないですよね。
何が気に入んないかといえば、ヘッドキャビの脚がちょいと厚すぎ。
こちらもオリジナルは薄目のタイプで、私がこのDR-103を手に入れた時にはほとんど跡形も無くなっていたので、なかなか減りそうにないご覧の厚手を設えたのですが、スピーカーキャビとの間が空きすぎ!やっぱ我慢できない!!
んなこたどーだっていいじゃん!ちゃんと使えるんでしょ?
それはそうなのですが、いつか読んだChar氏のムスタング本でも、現代高級真空管アンプブランドを次々とチョイスしなかなかご満悦だそうな氏ですが、じゃあ何でいつもその後ろにHIWATTがスタンバってるんですか?と問われた答えは、『カッコイイじゃん』『何か強そう』。
イイですね。おっしゃる通り!やっぱカッコ大事よ!!
という事で自分で自分を納得させたところにebayで手に入れたスウィッチが到着しました。
ん〜、この球状の支点部が手前にせせり出てるのがインですなぁ。このスウィッチの顔のポイント。
裏側には"ARROW"のロゴが。英国ARROWブランド製。
上の写真では下側に"ON"と刻印されてますね。
そうです、Marshall Plexiものもそう聞きますが、パネルに設置した時には下向きが"ON"なのです。
アメリカアンプとは逆ですな。
ちなみに
このNORMALとBRILLIANTのINPUTですが、『下』が"HIGH GAIN"です。
ampegの4inputもMarshallも『上』が"HIGH"ですよね?
ひょっとしたらこの辺も、HIWATTは歪まねーぞという都市伝説に一役買っていたのかもしれませんねもしかしてー。
その昔「人生ゲームハイ&ロー」というキンキンが司会の視聴者参加番組がありまして、ゲームのハイライト、いよいよ「社長」になれるか、ハイお父さんしっかり!という場面で、家族にいいところを見せたいと鼻息も荒くなっているお父さんがキンキンの『ハイ&ローさぁどっち?』という問いに、すっくと伸ばした人差し指をスタジオの天井へ高く突き出し満身の力を込め絶叫!『下〜っ!』 という光景を、上がLOWで下がHIGHとはこれ如何になんて考えていて思い出してしまいました。
ハイ!付きましたよ〜。
ん〜〜〜いかにも昔っぽいシャフトの短さ、すぐ曇っちゃうニッケルメッキがオリジナルの味なのですが、そこまではそっくりとはいきませんねー。リングナットの形状も、新しい方はフラット&45度面取りですが、オリジナルはふっくらとしたドーナツ状。
購入前からスウィッチもリングナットもクロームメッキなことは承知だったのですが、この先いつまでもピカピカのまんまなのですが、左右のスウィッチの違和感がかなり減少したのが今回の試技の一番の成果ですので、もうこの先気に病むことはないでしょう。
ちなみにこのリングナットはGarrettaudioから入手しました。現在入手できるのは、ギャレさんも海外もこのタイプみたい。
ところで、このスウィッチといえば、先日追悼でELPの動画を色々検索していたらななんと、あの初来日雨の後楽園球場の映像が!テレ東(当時は東京12ちゃんねる)すげーなー!
「展覧会の絵」クライマックスでHIWATTのスウィッチに強引なことをしているエマーソンの姿が(1:03:14あたり)!
それに即興で合わせちゃうところがまたイイね!音楽ってそういうものよ。
ほらね、下向きがONだってわかるでしょ?
2台のDR-103は別々の音源で、上がFUZZでハウらせてるHAMMOND L100、下がもう一つのメインのHAMMONDかな?
この映像はフルヴァージョンも上がってますので是非ご覧ください。
しかし何でほのぼのレイクのギターはあんなにチューニングがフラットしちゃってるんだろ?この人のこの頃の機材って程度の差こそはあれ、大概フラットしてない?ボーヤに変な癖があるとか?それともご本人?
ヘッドキャビのゴム脚も薄いタイプにしましたよ!
ほらご覧あれ!ってよく解んないって?
まぁいいじゃん、本人は満足してんだから。
久々の機材ネタになりましたが、いかがでしたでしょうか?
実はHIWATTに関してはもうひとつ大ネタが控えていますのでお楽しみに。
近日中に公開しますよ。
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どう見てもこの違いは大きいでしょ。