春から夏にかけては貝が美味しいですね。
側の食いちぎったエビ(ゆでた車海老でこれまた... )のしっぽは失礼。
しかしこのホタテの色気のある白っぽさ。たまらんですなぁ。
実はウチにも色白美人がやって来まして。
『マイティマイト』とはまた懐かしい名前ですな。
中坊の頃に、ディマジオPAFとスーパーディストーションが一世を風靡していた頃、その陰に隠れながらリプレイスメント物のメイカーとしてその名は刷り込まれていました。名前だけね。
してこのアニメのキャラだか豆タンクだかの様な名の何者が届いたかというと、
こちら。
ストラト用ネックちゃん。
スペックはこんな感じ。
NORTH AMERICAN HARD ROCK MAPLE
ROSEWOOD FINGERBOARD
25 ½” SCALE LENGTH
9.5 RADIUS
10MM MODERN-SIZE PEG HOLES
CLEAR SATIN FINISH
サテンフィニッシュとは、つや消しの見た目と手触りの良さがウリのアレですね。
はて、そのサテン某で確かに色白ヘッドでありますが、それを何に付けんの?
実はこちらです。
え?これって散々ブログに書いてきたヤツじゃん?
そうなんですが、やはり素人フレット打ちのトホホがどうしてもリカヴァできず、もうこれ以上イジメてもかわいそなので、このネックちゃんは引退させる事となりました。
おつかれ様でした。
さてもさても、ではリプレイスするネックはどーすんべとなり、実は秘かに60年代のFENDER CORONADO l or llのネックを探したりしていましたが、予算と合わなかったり、ダメージがひどかったりでなかなか巡り逢えずじまい。
なしてコロナドかと言えば、もはや70年代とは言え「ストラト」のネックはやたらと高値。60年代モノなんてとてもとても。
「ジャズマスター」のネックもスケールが一緒なのですが、これまた60年代物なのでとてもとてもとても。
ではコロナド?
コロナドは60年代といっても後半のモデル。しかし、我が家のFENDERのアコギ"PALOMINO"は確か66〜67年製ですがやたらとイイ音。アンド、60年代後半のFENDERネックのシェイプって好きなんですよ。あの分厚いヘッドも含め。
さらにカラードヘッド(赤とか黒とかアンティグアとか)にバインディングにブロックポジション。ん〜イキだねイカすね!
だったんですけどね、先述の通りあきらめましたのです。
そこで何気にネットをぺらぺら見ていたら引っかかったのがマイティマイト。
ストラト用では一番エコノミーな2900ってヤツですが、コレがなかなかなのですな。
で、届いたものを色々触りまくって確かめてみましたが、
ヘッドのカタチがまんまなので、アメリカ的にはええんかいなと思ったら、ちゃんとFenderのライセンスを取っている様ですね。
ローズウッドの色はまぁまぁ。60年代後半のFENDERだったらもっと明るい色だしね。
耳に当ててコンコン叩いてみると結構高い音がします。
さて、どうなりますか。
こうなりました。
スモールヘッドにトランジションロゴって好きなんだよなーとか思いながら選んだこのデカールですが、
ご覧の通りパテントナンバーの途中でブッツリ切れてズレちゃってます。
はぁ〜、このデカール貼りは上手く行った試しがありませんな。
やってるうちにのりは流れちゃって乾いても密着しないし、終いにはアラビックのり溶いた水に浸してやっと貼り付けた次第。
ま、この辺はどーでも良いと言えばどーでも良いので、
え?スモールヘッドにトラスロッドの穴ってどうなのって?んなのどーでもイイじゃん!肝心なのは音っしょ!!
以前の4点止め化の時同様、6弦ネックポケット側にギュウギュウ押し当ててネジ止めしました。
その効果か、"NORTH AMERICAN HARD ROCK MAPLE"の効能通りか、響きはイイですよ。
特に低音弦側のよどみないブライトな響きといいますか、6弦がモコモコしないというか。
色んな調整は追々でしょうが(ストリングツリーを3&4弦にも追加してテンションと弦振動の調整とか)、先ずは『替えて良かった』と思えるレベルで一安心。
前にも書いたかもしれませんが、このストラト、オリジナルの70年代中期ピックアップはフロントのみで、いずれ全とっかえしちゃおうかなと思っていましたが、この新ネックでHIWATTマスター全開で鳴らしたら、
ウケケケッ〜
と笑いが止まらなくなりまして、なんだ、これでいいじゃん?しばらくは。
やっぱりネックかね?肝心要なのは。
コメント
から2011年までアメリカに住んでいました。現在、使用しているのはHiwatt
DR-504 とFender Super Reverb。長らくMesa Boogie Mark2C+も使って
いましたが、すでに売却。スピーカーはいずれのアンプにもJBL。ギターは徹底
してストラトとテレ。(例外はスタインバーガー)
お宅と違うのは私は一切、修理が出来ません。色々聞きたいこともあるので、
一度メイルを頂けないでしょうか? Fender とHiwatt の間を考えるうちに
Ampeg を思い出して検索の過程でここにたどり着きました。
ところで、Ampeg SVT よりパワーのあるアンプが一つだけあります。それは
Fender 400PS というアンプです。私は京都出身ですがかつて地元にあった
バンド、村八分と懇意にしていました。400PSは彼等が所有していたので
よく覚えています。
よろしくどうぞ 平井史朗