機材の話もひと月ぶり。
ebayでイイ感じのヴィンテイジGIBSONハムバッカーを見つけても、'57〜'63年ものじゃないと付いてなんだよね、あのカヴァーが。
所謂PAF期(ナンバードPAF含む)はニッケルメッキのドンズバカバー(ドンズバって何だ?)なのですが、その後はクロームメッキ。形状も変わって来ちゃうんですよね。
そこで探して見つけたのがこちら。
http://www.throbak.com/2013/01/mxv-pickup-covers.html
当時のGIBSONが使用していたとかの巻線機を発掘して作ってるよとかいう、リプレイスメントピックアップブランド、ThroBak。
『とかいう』っていうのは、ピックアップ自体には1ミリも興味が無いので。
っちゅうのは、今までの経験上、名だたるミュージシャンが『PAFと区別がつかない!』ってのが大ウソだって事は重々身に染みていたにも拘らず、久々に引っかかっちゃった〜ってことも往々にしてあるこの世界。
ThroBakさんに失礼の無い様に言っておきますと、ここのピックアップは未経験です。
しかし、今までの経験上で申し上げますと、どれだけPAFに肉薄したとかいうリプレイスメントピックアップに比べても、ドンズバPAF、ステッカーナンバードT-TOP、刻印T-TOPは肝心な音抜けの次元が違うんだよなぁ。
ということで、カヴァーの話しかしません。
ご覧下さいませ。
現行純正GIBSONとは、こんなに角の立ち方が違うのでっす。
ポールピース穴周りのディンプル(ダレ)もいい感じ、そして解りにくいかもしれませんが、トップ表面が結構歪んでいるんですよね。
『PAFのカヴァーは角が立っている』とは、何がそんなに良いのかと申しますと、エスカッションとの隙間が詰まってしゃんとして見えるんですよね。
ちなみにこちらは、サウンドハウスで千円台で買えるALLPARTS JAPANのエスカッションに嵌めてみた図ですが、ね?結構詰まってるでしょ?
このALLPARTS JAPANのエスカッションは割とピックアップホールがデカめなので、純正GIBSONのカヴァーだとやたら隙間が空いてカッコワリィのですが、これなら及第点でしょっ。
ThroBakではオリジナルのエスカッションも販売しており、それも合わせればサイトの写真の様に雰囲気ドンズバになるのでしょうが、そこまで予算はありません。
でも、このALLPARTSの白っぽい色は大変気に入ってるのでした。
あ、もちろん私めが購入したThroBakのこのカヴァーは、『エイジド』何ぞではなく、ピッカピカのニッケルメッキのものでしたが、ご覧の様に、ほんの数ヶ月でこの通り、いい感じに曇ってきます(これぞクロームとニッケルの違い)。
なしてエイジドなぞわざわざあつらえる必要がありましょうか?
なんかあまり面白味の無い文面になってしまいましたが、ま、そういう事で何かのお役に立てれば。
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