Tung-Solの6550真空管です。
春先のタモリ倶楽部『球転がし』回は色んな方面で大反響だった様ですが、ご多分に漏れず私も『へ〜』と感心した口です。
KT-88コンパリゾンヌでは、我がampeg B-25に装填した"JJ"ブランドも登場し、ゆえに他のブランドとの比較も何か染み入る様に感じ取れた様な気がして、やっぱするんだったらスヴェトラーナかナーなんて思ってました。
何をするかというと、我がHIWATT DR-103('72年製)のパワー管(EL-34)をKT-88化するというするです。
でもって節約を重ねてスヴェトラーナをいざ購入と思い立ったのですが、何処に尋ねても「品切れ、入荷未定」。
なんとタモリ倶楽部恐るべし、でも一時的な品切れならちょいとの我慢かと思っていたらこんなサイトを発見。
http://www.tec-sol.com/info/20130130_001.pdf
お国が潤うとは羨ましい限りですが、供給停止となれば血眼ネット検索です。
意外とメジャー通販サイトにあったりしたのですが、先の輸入元「テクソル」サイトにはこんなページも。
『Svetlana 2つのロゴ (СロゴとSロゴ)について』
あわてて録画してあったタモリ倶楽部を観直してみると、しっかり"Winged-C"ロゴがスタンプしてありました。
ebayには"Winged-C"のクワッド(4本組み)も出てたりしますが、"S"ロゴの倍の金額!
ん〜、ならば今無理して焦って手に入れるよりも、将来ちゃんと入ってくる様になるのを待っても良いかなと。
であれば、ampeg B-25のパワー管7027を"JJ" KT-88にコンヴァートした際の次点候補だった球が、今回購入したTung-Solの6550というわけ。
B-25の時(7027→KT-88)はバイアス変更のみでOKだったのですが、今回のHIWATT(EL-34→6550)も簡単だとの情報を入手しそれを信じてレッツラゴ!
どーです?往年のアメリカ製を思わせる金属ベースがカッコイイですね。
そして何と言ってもこのだるま型スタイル。ロシア製だからマトリューシカ型でしょうか。
一部パーツ交換を経て6550をセット、後付けのバイアスポットをぐりぐりして調整完了!
ギャ〜、イイ音〜!!
いつも同じですみません。
6550(KT-88)の特徴として良く言われる、『ヘッドルームの広さ』が実に実感できましたぞ。
ampeg B-25に比べると、やはり若干マイルドさもありでしょうか。
これはやっぱりKT-88と6550の違いなんでしょうね。
それと、EL-34の時は壁コンセント直ヴォルテージセレクター105Vがベストだったのですが、6550化後はステップアップトランス+セレクター115Vの方が断然良い音です。
お紫の炎がご覧頂けるでしょうか?
オーディオの方がこのほのかな灯火を観ながら一杯やれるというのも納得の佇まいです。
早くスタジオでも鳴らしてみたいっす!
コメント