シングル盤に5千円近く出したのはこれで2回目。
でもどちらも大満足(前回「女のしぐさ」)。
藤本卓也大先生作品であるこのレコード、特にB面の「愛のイエスタデイ」が兎に角大好きなのです。
かなりしっかりした発声の後ろで憂いをたたえるハモンドオルガン、冷たく響くワウ、そして語り. . .
ああ、なんて素敵な70年代なんざんショ(73年発売)。
昨日から風邪で寝込んでしまってどこにも行けずですが、我が家の素晴らしきアナログ再生システムで念願のレコード音源を繰り返しプレイすればや、あーた、骨の髄まで70年代妄想に浸れるというわけ。
今日みたいにお日和の中、お彼岸でお出かけの家族連れをぽつぽつ見かける田舎の駅で、ご覧の通りのファッションでひとり『今も白い愛の記憶が...』とか『始めは終わりであり、全ての始まりは終わりの景色なの』とかぶつくさ脳内で繰り返しながらブーツをコツコツ響かせてホームを歩いてるとかね。
いかんなぁ、これって女装趣味とかそちら系の方々の妄想癖と同じではありませんか。
まあ、ヘテロか否かなんて事とは別次元での感受性のディープさだとは思っていますが。
約半世紀ノンケで通して来た私としてはそちらに乗り換えるのも忍びないので、どなたか女性でこういう趣味の方居ませんか?
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