ホホにキズあり内藤陳か!?
今日は何やってたかというと、日がなこの手作りファズをああじゃないこうじゃないしておりました。
FUZZつってもそんじょそこらのではなく、かの"Marshall Supafuzz"のレプリカ作りから始まったプロジェクト。
マニアチックなアナタならお解りのトランジスタはMULLARD OC75 GERMANIUM、目を惹く0.1uFのコンデンサーはこちらもMULLARD MUSTARD。
タレットボードで組み上げて、配線に四苦八苦、やっとこさで音出ししてみたものの、はて?音がブチ切れ。
オプション予定していたバイアス調整トリムを表に出して替わりに.... とかなんだかなぁ〜良いのかなぁ〜と、参考にした某サイトの配線図って正解なの?という疑念も湧いたりして、まぁ、これでイイかという所までたどり着きました。
冒頭の写真でご覧の通り、colorsoundのケースに入れている訳ですが、この真っ黄色ペイントは私の仕業ではありません。
この状態のものを手に入れたのですが、内藤陳のマッチのヘリならぬ頬の傷は、ご想像通り私めがグリグリ剥がしたものです。
何故かというと、黄色いペイントの表面を光にかざすと、微妙にオリジナルのロゴがその凸凹で見て取れます。
これだった様ですね。
ん〜イイ音!
ま、私のはリイシューのケースでしょうけどね。
黄色いペイントをペリペリ剥がせば "TONE BENDER FUZZ"のポップなロゴが現れるかと淡い期待もありましたが、見事に黄色いペイント側にくっついて剥がれてしまいます。まぁしょうがないですか。
ちょっとこだわったのがこのノブ。
Marshallタイプをアキバで安く買って来たのですが、リイシューのcolorsound, sola soundも、このノブにポイントの直線がプリントしてあるんですよね。
ウチにも1台ありますが、オリジナルのcolorsound, sola soundのノブってその黒い直線ポインターなど無い銀色グルグル目玉なんだよなぁ〜とか言いながらシンナーで擦ったらご覧の通りキレイに無くなりました。
大体の仕様が固まった様なので、配線もちゃんとやり直して仕上げたいのですが、ケースがこのままじゃな〜。使ってないノブの穴も埋めたいし。
ということで、現在ケースの方は剥離剤をぶっかけられて再塗装準備中。
さてさて、何色のどんなデザインにしましょうか?
して肝心の音の方はというと、はっはは、ゲルマたまんねぇなぁ〜といった次第。
ブースターとしてとか、ギターのヴォリューム下げるとFUZZ FACEみたいにとかは今回はオツムにありませぬ。
ゲルマのトランジスタはバイアスやらマッチングが肝という事で、抵抗の値が表示通りのもが良いかと試してもみましたが、写真のAllen Bradleyにして大正解、音太いッス!
ほんとはISKRAやPIHER等の当時ヨヲロッパものにしたかったのですが、予算オーヴァーのため、日本でもまだまだ安価で手に入るABにしたという訳です。
音太いといっても、モーモーのふやけた音ではなく、ソリッド感がタマラぬ太さです。
完成までまだまだですが、あらかた固まったので作業を餃子作りにチェンジしておやまぁもうこんな時間。
イケね、頼まれ物もまだ全然途中ですが時間切れ、本日の作業ここまでなり。
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