順当にというかあっという間に年の瀬ですな。
年末の風物詩と言われた、忠臣蔵、第9なんてのも今は昔、
しかし我が家では近年恒例のアンプいじりが行われているのです。
もちろんまな板の上のアンプはHIWATT。
前回のご紹介では、到着時の痛々しいお姿のご紹介まででしたが、今回はその再生編です。
『電源が入らない』とのことで格安で手に入れることが出来たのですが、到着前にはすでにどの辺をいじればなんてことはもちろん考えていました。
前回の最後に書いた、電源周りのリフレッシュと、ヴォルテイジセレクターの修理、パワー管新調でなんとかなるかなと。
うっへー、ご覧下さい。
電解コンデンサーからキャラメルコーンが飛び出ています。
シャーシのサビ具合から、相当長い間物置か屋外にほっぽりっぱなしだったことが伺えますが、見事なまでの液漏れ。
うわーこっちも。
キャビネットにまで滴り落ちていたようです。
ということで電解コンデンサーの交換から始めますか。
もちろん、この時点では音出しどころか、電源投入もまだしていません。
とりあえずお膳立てが出来てからではないとということで、
先ずはこれ3本をニチコンの安めのヤツへ。
こっちのブロックはJJへ。
パワー管は1本だけ死んでいたのでとりあえずエレハモのEL34ペアを導入。
真空管の全部のソケットをクリーニングして接触不良も解消しましょう。
ヒューズも取り替えて、とりあえず音が出るかどうかじゃ!いざ電源投入!!
ギャ〜イイ音〜!!
というのが前回までに行っていた出来事。
では、電源周り第2弾として、少々情けない2ピン電源プラグを何とかしましょう。
もともとハイワットオリジナルのケーブルソケットはこれ
でありまして、いまでもプラグ側は購入可能なようですが、ケーブル直出し好きの私としては、これを加工、外周リング部分だけ残してこんな感じにしてみました。
ウチに転がっていた3芯ケーブルと3Pプラグ、いつか買ったケーブルクリップ(デカすぎ)を装着。
やっぱ2Pとは違うね。
ということで、そうこうしているうちにこちらも到着。
ヴォルテイジセレクター。
ヨヲロッパ仕様のプレートまで付いていますが、このプラグが手に入ったので、105Vに直結線されていたのを配線し直して、ちゃんとセレクターとして機能できる様に。
裏から見るとこんな感じ。
要はするに真空管ソケットの発展形なのですな。
せっかくなのでソケットも交換しますが、ヴォルテイジ表記のこのおかっぱ状のプレートはそのまま使います。
ついでに、ケーブルもBELDEN、プラグもお馴染みマリンコにしました。
ではでは、先ほどまでは"105V"にセレクターを差してエアコン用壁コンセント(100V)だったのを、"115V"側にしてステップアップトランス(115〜120V)繋ぎにしてみたらどうかなぁ?
あれー?
明らかに105Vの方がイイ音です。
やはりお茶の間用ステップアップトランスでは限界があるのでしょうか?
車輪が付いている様なウン万円もする昇圧機でないとダメ?
なら、105V側100V壁コンでイイじゃない、イイ音してるんだから。
ついでにもひとつ実験を。
ampeg B25で行った、アランブラッドリーのカーボン抵抗導入
を試してみますか。
この基板上にある抵抗の幾つかを
こんな感じにつけかえてみてさあどうでしょう?
おやおや?
これはHIWATTならではの音のクラリティが無くなってしまってイマイチだったのであわてて戻しました。
ハイグレードな設計のHIWATTならではのこだわりは、抵抗ひとつとってもその意味は大きいということでしょうか。
何よりも今回の目から鱗は、EL34でこんな音出るんだーでしたからね。
HIWATT素晴らしすぎる!
ちなみにシリアルナンバーからの割り出し方によると、この私のCUSTOM 100は1972年製だそうです。いい時代だねぇ。大事にしなくっちゃ。
こんなマニアックなサイトも見つけてそちらを参照しました。http://hiwatt.org/index.html
間に合わせのニチコンの電解コンデンサーはシャーシの穴とサイズが合っていないので(穴より小さめ)いずれ取り替えようとは思っています。パワー管もKT77にするとかね。プリ管もどうかしら?なんてまたまた夢が膨らみます。
先ずはBELDENの電源ケーブルのおかげでノイズも減って言うことなし!
あまり美味しそうに撮れていませんが、お祝いにスンドゥブを作りました。
キャビネットにまで滴り落ちていたようです。
ということで電解コンデンサーの交換から始めますか。
もちろん、この時点では音出しどころか、電源投入もまだしていません。
とりあえずお膳立てが出来てからではないとということで、
先ずはこれ3本をニチコンの安めのヤツへ。
こっちのブロックはJJへ。
パワー管は1本だけ死んでいたのでとりあえずエレハモのEL34ペアを導入。
真空管の全部のソケットをクリーニングして接触不良も解消しましょう。
ヒューズも取り替えて、とりあえず音が出るかどうかじゃ!いざ電源投入!!
ギャ〜イイ音〜!!
というのが前回までに行っていた出来事。
では、電源周り第2弾として、少々情けない2ピン電源プラグを何とかしましょう。
もともとハイワットオリジナルのケーブルソケットはこれ
でありまして、いまでもプラグ側は購入可能なようですが、ケーブル直出し好きの私としては、これを加工、外周リング部分だけ残してこんな感じにしてみました。
ウチに転がっていた3芯ケーブルと3Pプラグ、いつか買ったケーブルクリップ(デカすぎ)を装着。
やっぱ2Pとは違うね。
ということで、そうこうしているうちにこちらも到着。
ヴォルテイジセレクター。
ヨヲロッパ仕様のプレートまで付いていますが、このプラグが手に入ったので、105Vに直結線されていたのを配線し直して、ちゃんとセレクターとして機能できる様に。
裏から見るとこんな感じ。
要はするに真空管ソケットの発展形なのですな。
せっかくなのでソケットも交換しますが、ヴォルテイジ表記のこのおかっぱ状のプレートはそのまま使います。
ついでに、ケーブルもBELDEN、プラグもお馴染みマリンコにしました。
ではでは、先ほどまでは"105V"にセレクターを差してエアコン用壁コンセント(100V)だったのを、"115V"側にしてステップアップトランス(115〜120V)繋ぎにしてみたらどうかなぁ?
あれー?
明らかに105Vの方がイイ音です。
やはりお茶の間用ステップアップトランスでは限界があるのでしょうか?
車輪が付いている様なウン万円もする昇圧機でないとダメ?
なら、105V側100V壁コンでイイじゃない、イイ音してるんだから。
ついでにもひとつ実験を。
ampeg B25で行った、アランブラッドリーのカーボン抵抗導入
を試してみますか。
この基板上にある抵抗の幾つかを
こんな感じにつけかえてみてさあどうでしょう?
おやおや?
これはHIWATTならではの音のクラリティが無くなってしまってイマイチだったのであわてて戻しました。
ハイグレードな設計のHIWATTならではのこだわりは、抵抗ひとつとってもその意味は大きいということでしょうか。
何よりも今回の目から鱗は、EL34でこんな音出るんだーでしたからね。
HIWATT素晴らしすぎる!
ちなみにシリアルナンバーからの割り出し方によると、この私のCUSTOM 100は1972年製だそうです。いい時代だねぇ。大事にしなくっちゃ。
こんなマニアックなサイトも見つけてそちらを参照しました。http://hiwatt.org/index.html
間に合わせのニチコンの電解コンデンサーはシャーシの穴とサイズが合っていないので(穴より小さめ)いずれ取り替えようとは思っています。パワー管もKT77にするとかね。プリ管もどうかしら?なんてまたまた夢が膨らみます。
先ずはBELDENの電源ケーブルのおかげでノイズも減って言うことなし!
あまり美味しそうに撮れていませんが、お祝いにスンドゥブを作りました。
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